古雑誌
こうしてみると結構書いてるもんだ。 アクセス数ベスト5 アクセス数が多かったのはこの5記事。 人気作品・作者がらみなので納得の行くラインナップかと。 「ヒカルの碁 完全版」を「真の完全版」にするために集英社が取るべきたった一つの行動 「鋼の錬金術…
今回紹介するのはヤクザ漫画でおなじみの渡辺みちおが描いたロボットバトル漫画。 第一回が掲載されたのは徳間書店は月刊少年キャプテンの1985年04月号 巨弾新連載! この世界、ロボットによるバトリングが発達しており、主人公の高校生「飛鳥」が通う学校で…
「一年前の記事」として鳥山明の最初期インタビュー(スターログ1980年11月号、インタビュアーは高千穂遙)がリンクされてたんで思い出した。 ぱふ1980年9月号「まんが家 WHO'S WHO 14」より 。 これも自画像が特殊。ロボはロボだけど移行中って感じです。 初…
読みづらいですね。昭和十一年ですから、西暦1936年。 婦人倶楽部昭和十一年四月號付録「諸流活け花と茶の湯」です。 このいかにもな昭和風の表紙がたまりません。 WWII前なんでまだ横書きは右から左に。 表4広告は「ウテナ花印コールドクリーム」で、絵は表…
おもしろいかどうかではない。 時代はこうなのだ、といった物語を手に入れたい。 そして、この過酷な時代であるからこそ、それに対応できる己を見つけだしたいと願うのである。 21世紀に入って映画として三部作リメイク された、機動戦士ゼータガンダムのTV…
以前の記事 萩尾望都もマニアへの対応には苦慮していた、という話。「まんがABC」(1974年)、「わたしのまんが論」(1976年)より。 で、余談として載せたら何故か本編そっちのけで人気あったのがこちら、ということで全データです。 とはいえ、そのままではな…
とざいとーざいーー。 さて、この度は2代目「ヤングエース」の誕生、おめでとうございます。 この名前の復活は実に40年ぶりということで、埋もれていた名跡の復活ということになりまして・・・。 話が見えませんか、そうですか。 「ヤングエース」というのは…
マニアさま―― わたしはまったくもって人間であります ほんとです こういったまんが好きのマニアの一派に、いわば変格マニアとでもいうべき少数派がいて、これを私はド・マニアといっている。 その考察は独断と偏見に満ち、その自己顕示欲はボウリングのボー…
「MY SWEET SUNDAY」あだち充×高橋留美子の9ページ目、高橋留美子が池上遼一と出会った「ガロ」の「なんかスゴイ漫画」とは何か、という話です。 まだ、「MY SWEET SUNDAY」あだち充×高橋留美子 を読んでいない方は MY SWEET SUNDAY あだち充×高橋留美子 で…
週刊少年サンデー、週刊少年マガジンが共に創刊50周年を迎えました。 半世紀ですよ。創刊時から全部読んでる人って居るんでしょうか。 さて、それじゃあ「その前」ってどうだったのよ、という話です。 小説、読み物と絵物語の中に漫画が入っていった戦前を経…
今年じゃなくて1980年の15号です。 正しい今週のコメントは、id:w-jumpさんの記事、2009-03-09 - 超週刊少年ジャンプをご参照ください。 週刊少年ジャンプ1980年15号。定価150円、全336ページ。 Go★シュート みやたけし 春なのかやたら●●●ねむい。細い目が一…
通信講座の雑誌広告って最近あんまり見ないような気がします。 が、少し古めの雑誌を眺めていると出てくる出てくる。 これらは1977年の講談社ヤングレディより。見開きでこんな風に載ってました。 日ペンの美子ちゃんのモノクロ4コマ版なんてあったのね、と…
ほったゆみのネーム版「九つの星」を収録すること。 ご存知の様に、「ヒカルの碁」はそもそも「第2回ストーリーキング」ネーム部門「Nネーム準キング」入選作「九つの星」が原型です。 週刊少年ジャンプ1998年37・38合併号での発表時の記事を見てみると、こ…
このブログの最多コンテンツ*1は「ごはん日記」、その次は漫画雑誌感想なのですが、それ以外のものをまとめておきます。 今年最大の変化は、ごはん日記に写真がついたことでしょうか。 アクセス数・はてブ数ベスト5 アクセス数が多い順だとこの5記事。 1位は…
私はよく、萩尾望都さんや竹宮恵子さんや大島弓子さんの熱狂的なファンだと称する人たちから、 「めざわりだから、早く漫画界から消えるように」という、おごそかな、迫力ある忠告の手紙を受け取ります。 前にあげた3人の作家的傾向でない作品は価値がないの…
ぼくはいわゆる「スポ根作家」なる称号をマスコミから与えられたごとく、主としてスポーツの分野を舞台にとって、まさに「ファイト」そのものをテーマとして描いてきた。『巨人の星』であり『あしたのジョー』である。 ではスポーツ物ではない最近作の『愛と…
Dr.スランプが生まれるまでにボツになった原稿は1000枚くらいです タイトル マンガを描き始めたのは23から 高千穂(以下「高」):鳥山さんのことは、どこにも詳しいことは発表されていないんですよね*1、どういう人で、という事が。 鳥山(以下「鳥」):ええ。…
SFとはメカじゃないエイリアンでもない。結論はただひとつきれいなセミ・ヌードのねーちゃんである! 高橋留美子 タイトル カット 掲載はスターログ日本版1980年11月号。「SF枕草子(女流作家エッセイ・シリーズ改題)4」として見開き2ページ。 以下、テキスト…
なんか随分久しぶりですが3回目。 というわけで 1969年の週刊少年マガジンはこんな感じ その1 基本データと次号予告 1969年の週刊少年マガジンはこんな感じ その2 流行歌手のグラビア(和田アキ子19歳、他)と、星一徹のモーレツ人生相談 の続きです。週刊少…
ということで前回(1969年の週刊少年マガジンはこんな感じ その1 基本データと次号予告)の続き。 マガジンといえばグラビアアイドル、グラビアアイドルといえばマガジン、ではありますがそれはもっと後の話。 この頃だと普通(?)に流行歌手の写真と歌詞なん…
サンデーやった*1んならマガジンもね、ということで。 1969年の少年マガジンは、100万部を超える発行部数となっており「巨人の星」「あしたのジョー」という梶原一騎原作の2作品を筆頭に、ここからさらに部数を伸ばしていくことになります。 また、この少し…
いつからマンガ家の住所は秘密になったのか?: たけくまメモ を読んで気になったんで実際調べてみたました。 コメントとかも見るに、1970年代後半に変化があったっぽいんで自分の過去記事含めその辺。 サンプルと結果 住所が公開されてた作家/原作・作画の合…
マンガ家は耐える心が必要である!! プレッシャーに耐え ストレスに耐え 睡魔に耐え そして―――――― 人間関係に耐えねばならない!! 雷句誠が小学館を提訴した時に思い出したのはやはりこの作品。 酷い編集者のことを描いた漫画といえば、燃えよペン、吼えよ…
池上遼一の漫画の主人公は、実は全て同一人物だった:小鳥ピヨピヨ(via:ゴルゴ31、痕跡症候群) を読ませていただきました。なるほど、これは古くから読んでる人間への挑戦ですね。 ということで週刊少年マガジン1969年44号から、池上遼一の初期作品「狼は海…
ということで1969年の週刊少年サンデーはこんな感じシリーズ その1 基本データと次号予告 その2 アポロ!アポロ!!アポロ!! その3 記事と読み物(怪奇ネタ多数) の続き。今回でこのサンデーに関してはおしまい。 自社、他社広告ともにその2の方にもあ…
ということで1969年の週刊少年サンデーはこんな感じシリーズ 前々回(その1 基本データと次号予告) 前回(その2 アポロ!アポロ!!アポロ!!) の続き。結構間があいてしまいましたが、まだもう少し残ってます。 その1でも書いた様に、漫画以外の読み物や…
ということで前回(1969年、ケンヂ達が読んでいた頃の週刊少年サンデーはこんな感じ その1 基本データと次号予告)の続き。 この号が発売されたのが1969年9月5日。 アポロ11号の月面着陸が1969年7月20日ということもあり、(地方にもよりますが)夏休みの初めに…
アポロが月へ行き、翌年には大阪万博を控えていた1969年。そう、20世紀少年の作中でケンヂたちが読んでいたのがこの頃です。 「片手にジャーナル、片手にマガジン」という言葉がこの前後*1にありました。 じゃあ、ライバル誌だったサンデーはどうだったのよ…
「フォノシート」が何かについては フォノシートへの招待 ソノシート - Wikipedia なんかを参考にしていただけるとよろしいかと。 画像は別ウィンドウで拡大表示(フォト蔵を使用)。開いた先で画像をクリックするか、「拡大画像へのリンク」でさらに大きい画…
今日、2月27日は1867年パリ万国博覧会の始まった日(といっても日本の旧暦での場合。現在の暦だと4月1日から開催) ということで、その時の写真資料とか。 「花のパリーの博覧会-徳川民部大輔昭武のフランス行-」 1867年、ナポレオン三世統治時代のフランスに…