今日、2月27日は1867年パリ万国博覧会の始まった日(といっても日本の旧暦での場合。現在の暦だと4月1日から開催)
ということで、その時の写真資料とか。
「花のパリーの博覧会-徳川民部大輔昭武のフランス行-」
1867年、ナポレオン三世統治時代のフランスにおいて、第二回目のパリ万博が開催されました。
当時のフランス政府の威信をかけたイベントで、42カ国が出展し、期間中の来場者は延べ1500万人。
その中に、当時の日本からの出品と来場者も居たんです。
こちらが幕府の公式使節団であった徳川民部大輔一行の写真。1867年4月5日、マルセイユで撮影。
真ん中の椅子に座ってるのが徳川民部大輔。前列右端がフランス領事レオン・ジュリー、左端が通訳アレキサンダー・シーボルト。
こちらは洋服姿。
左が徳川民部大輔、右は渋沢栄一。1867年末、パリで撮影。
彼らがパリで滞在したホテルの外観と平面図。
ベルゴレース街53番地のホテル、ってのが現在のどこなのかは不明。
こちらは、幕府とは別に独自参加した薩摩藩の使節一行の写真。
ロンドン留学メンバーが中心。
その薩摩藩が作成してた勲章。
画像は全て「画報近代百年史 第二集 1863〜1868」より。
#こういうのは日付の処理にこまるんですよね。当時の日本人の感覚と、現地の日付が一致していないわけで。