実写映画「魔女の宅急便」(majotaku.jp)公開間近になって、この本の事を思い出しました。
もともとは、福音館書店の小学生中〜高学年向けの雑誌である「たくさんのふしぎ」1993年2月号として出版されたもの。
1998年に「たくさんのふしぎ傑作集」のうち1冊として出たものが現在も版を重ねています。
元々子供向けではありますが、大人が読んでも十二分に楽しめます。
内容は、ファスナハト・ワルプルギス・ベルギーの魔女の祭りを訪ね、ルーマニアの魔女の暮らしを訪ねた取材記でもあり旅行記でもあり。
過去から現在に繋がる「魔女」の姿と成り立ちを追っています。
みやこうせいによる写真も豊富で、今からしてみると20年以上前となる当時の姿が写されています。
地図は作者本人による手描き。イラストとしても楽しい。
興味があったら手に取ってみてはいかがでしょうか。
といった所で今回はここまで。