といっても落語ネタは3話目までなんですけどね。
土山しげるが集英社の色んな雑誌でパラパラと描いてたシリーズがやっと単行本としてまとまりました。
御品書は
の全六杯。
主役は「池田免太郎」で通称イケメン。
三度のメシより麺が好き、な営業マン。
麺の事となったら熱く激しく、とはいえ美味いが一番、という男。
やっぱり食いっぷりと表情がいいよなあ。
どの話読んでも、麺を食いたくなること請け合いです。
腹減った夜中に読むと体重が危険。
あれ、「めんたろう」って他に居たよな、と思った方、それは南ヒロユキの「サラリーマン麺太郎」かもしれません。
別冊ゴラク掲載作品なので、土山先生も少し意識してたかも。参考記事>南ヒロユキ「サラリーマン麺太郎」全76話 掲載号・サブタイトル・モトネタリスト
まあとにかく、麺を食って食って、食わせて食って。
土山食漫画の真骨頂を堪能できます。
そうそう、土山しげると言えば駄洒落、当て字タイトルが豊富なんで、今回もその一環としていいんじゃあないでしょうか。
腕っ節の強い坊さんが「用心坊(ようじんぼう)」、金の話で「借王(シャッキング)」「蛮王(バンキング)」、料理人の話で「食キング(ショッキング)」、料理人兼探偵で「居酒屋舌偵(たんてい)」、etc。
単行本になってないのだと、寄席の席亭ので「席亭インコ」なんてのもありました。
落語関係纏めた単行本もそのうち出て欲しいところです。
といった所で今回はここまで。
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#初出が書いてないのがちょっと残念なところですが、プレイボーイの増刊、スーパージャンプ増刊「まんぷくジャンプ」などに掲載された作品です。