情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

優れた・尊敬できる人物を「神」と呼ぶのはネットスラングじゃあないだろ、という話




 「〜は神!」「〜さんは神です」みたいな言い方、日本独自のネットスラングかと思ってたんですが、そんなこと無いのね。
 そもそも、ネット特有でもないし、最近でもない。
 今回紹介する具体例は40年前、1970年です。



 

 たくさんの友人から“神”扱いされている
 エルマー・パーデューに捧ぐ

 日本では1972年に出版された、クリス・ネヴィル「ベティアンよ帰れ」(原著:1970年、原題:BETTYANN)の献辞より。

ベティアンよ帰れ (ハヤカワ文庫 SF 74)
ベティアンよ帰れ (ハヤカワ文庫 SF 74)

 


 オタクの源流とSFの絡みを考えると、そういう表現が輸入されていた、もしくは、このような文章からそういう風にいうものだ、というのが定着していた可能性もありますね。


 1970年代以前からの用例をもう少し探してみる必要はありそうです。