情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

「立原あゆみ本」でコミックマーケット76 三日目(8/16 日曜日)にサークル参加します。




 本日発売のコミックマーケット76カタログ、P883にサークルカットの載ってる、「id:soorce」についての詳しい内容です。

配置など

出す本

  • タイトル:「立原あゆみ雑誌掲載作品データ1970〜1979」
  • ページ数:本文80ページ
  • 予価:700円

 サークルカットでは「立原あゆみ雑誌掲載作品『リスト』1970〜1979」というタイトルでしたが、リストだけだと分量が少ないというのもあり『データ』に変わりました。ご了承ください。既に入稿済みです。


作成意図


 来年で漫画家デビュー40年を迎える立原あゆみ先生のお仕事の幅および内容は、少女漫画を振り出しに、学年・幼年誌から小説誌、少年・青年誌、オヤジ雑誌とほぼあらゆる種類の雑誌に掲載され、群を抜いて大規模なものでありながら、過去にその内容をまとめた情報というのは皆無ともいえる状況です。


 そこで、まずは中でも特に情報の少ない、1970〜1979年における(単行本未収録作品を含めた)雑誌掲載作品情報、またコメントなどの内容、情報を網羅した冊子を作成したいと考え、データ収集を行ってまいりました。
 具体的には、雑誌発売日、作品ページ数、カラー頁の有無(と枚数)、連載話数、サブタイトル、そしてその掲載された雑誌情報(雑誌名、号数、定価、全ページ数)を


 


 こんな感じでまとめました。
 また、初出時の作者名クレジット別に、出版社・雑誌別一覧も用意しました。


 調査方法は至ってシンプル。該当期間の少女・女性漫画が掲載されてた雑誌を1970年から1979年まで調べただけです。
 なので、完全ではありません。どうにか確認できた範囲ではこれだけ掲載されてたよ*1、くらいのものです。(コメントのみ、対談、インタビュー、単行本書下ろしなどはデータとしては掲載してますがカウント外)


 イメージ画像、というか表紙のガラはこんなです。
 



 誰が欲しがるのか、というのはあんま考えずに作りました。
 自分が好きな作家の事を知りたい、というのがそもそもの動機だったので。


 一昨日発売された週刊少年チャンピオン2009年33号に掲載された「本気!〜雑記〜」では「それまでの立原はそれなりの少女漫画を描いておりました」なんてサラっと流されてますが、これは謙遜にしても控えめすぎる表現であります。
 少女漫画とレディースコミック(と現在は呼ばれる)漫画ジャンルにおける立原あゆみという作家の存在は、断じて「それなり」なんてものではなかったと言い切れます。
 本当に。


委託を受ける予定です


 コミックマーケットの当日は他サークルさんの委託を受けて、自分の本以外もスペースに並べさせていただく予定です。


 ・・・これは委託がメインだろうといわれても仕方ありませんね、実際。
 まあそこは虎の威を借る狐のごとく、ということで。




 追加情報がありましたら、またこのブログ上で告知させていただきます。
 そういうわけで、よろしくお願いいたします。


#ところで、お隣のサークルさんのカットとの整合性はどういうことだ。偶然なのか、わざとなのか。




*1:4000誌超程度調査して257掲載