情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

オタク・イズ・デッド騒動に関して


 色々と読んだ結果、そこから思い出した以下の2つの文章を引用しておきます。
 どちらも自他共に認めるオタクの書いた作品から。
 前者はおたくギークについてアメリカのオタクが書いたもの。後者は漫画の中の台詞。





おたくというのは、男であれ女であれ、地位とはべつの何かに対して、いつまでも変わらぬ、強迫観念的で、表立たない、ほとんど自滅型でさえある愛情をもった人のことである。


実際、膨大に存在するおたくのほとんどは、非おたくの同胞と同様、何の功績もあげることはない。
しかし、だからといって、おたくであることをやめるわけではない。
連中は最終結果を考えたときに初めておたくをやめるのだが、最終結果を考えるようではもはやおたくではない。



   D・B・ワイス著「ラッキーワンダーボーイ*1P298〜P302 レトロゲーム・カタログ付録エッセイ「おたくについて」より。







勇者が・・・・・・死んじまっただあ?それがどうしたあ!!
てめえらはまだ生きてるだろうがああっ!
勇者の後ろにくっついてなきゃ戦えねえってのか!?


"銀河を守る"なんてごたいそうな目的であつまりやがったくせに・・・・・・
こんな程度のことで もう音を上げるってのか?

 
"銀河"ってのは星か? 惑星か? 直径10万光年の空間か?
そんなものはやられたって自分でいてえなんて思わねえ!
やられていてえと思う奴が乗っかってるから 銀河なんだろうがっ!
てめえら一人一人が銀河だろうが!


こいつはなあ!最低最悪の殲滅戦なんだよ!
宇宙に生きているものを根こそぎ消しちまおうって奴らとの戦いだ。


だからな・・・・・・てめえらが一人でも生きてる間は勝負は付いちゃいねえっ!
伝承族との戦いが終わった時一人でも二人でも息している奴がいりゃあおれたちの勝ちだ!!
まだ負けちゃいねえっ!わかったかあっ!


わかったらできることをさっさとやれえっ!


  長谷川裕一著「マップス」15巻*2P44〜P47 ガッハ・カラカラの台詞より。





 まあ、王は臣下と民が居てこその王なんで、民が居なくなった世界の王様は悲しいだろうなあ、とも思いますが。


#大学生くらいの時に電車の中で「あしたのジョー」の載った週刊少年マガジンを読んでて非難された世代ってオタクの数に入って無いんでしょうかね。入って無いんだろうなあ。