情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明


漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

なぜ富士通がこんな本を出したのか。謎の漫画語り本「熱烈オーエン大好きマンガ」(1992年)



 
 初版は1992年7月。
 自分は初見だったが、Amazonにも1円からある(熱烈オーエン大好きマンガ (夢本シリーズ))ので、そう珍しい本という訳でもないのだろう。
 中身はマンガ関連エッセイ、のようなもの。



 奥付上は


 

  • 企画・編集製作:蘭亭社
  • 発行所:波乗社
  • 発売:一季出版株式会社


 となってるのだけれども、帯、表紙、中の紹介ページなどには


  

 富士通夢本シリーズ

 とあり、編集者、協賛の表記上


 


 責任編集:嵐山光三郎


 協賛:富士通株式会社


 また、


 

 本書「熱烈オーエン大好きマンガ」は、一般からの応募原稿と、編集部からの依頼原稿によって構成いたしました。


 てなのが書かれてる。バブル期の文化事業のうち一つとしてやってたのかなあ。


 第一部である「マンガの国へ」が依頼原稿と思われ、結構執筆陣が豪華。


 


 基本的に、1作家か1作品についてのエッセイを書いてる。(書き下ろし?)
 分かりやすい名前を挙げておくと


 第二部は、「大好きマンガBEST5」として、多分応募原稿なのだが、自身の選ぶオールタイムベスト5を色んな人が挙げている。


 


 付録の年表は、ちょい偏ってるかなあ。


 しかし、やっぱり趣旨が良く分からん本ではある。
 たまたま見かけたら、読んでみてもいいかもね、くらいです。


 といった所で今回はここまで。