情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

「НАРУТО」に「САСКЗ」に「САКУРА」。ロシア語版「NARUTO-ナルト-」はこんな感じ



 一体、今何カ国語に翻訳されてるんですかね。
 海外でも大人気のNINJA MANGAの代表格、ロシア語版の「NARUTO」の1巻です。


 


 オリジナルはこれ。NARUTO―ナルト― 1 (ジャンプ・コミックス)



 カバーレスのペーパーバック仕様。
 「NARUTO」に「НАРУТО」とロシア字でふりがな(?)が振られています。
 



 表紙マット加工なのですが、タイトルロゴ部分だけ艶ありになってます。
 


 裏表紙には「SHONEN JUMP」のロゴ。
 


 作者コメントも完訳っぽい。
 作者名は「MACACИ KИCИMOTO」ってなるんですね。
 


 



 奥付を見ると、2011年3月発行なので、結構最近になって翻訳され始めたっぽい。
 やっぱり、アニメ先行で人気が出たから原作も行っておこう、みたいな感じなんでしょうか。


 


 


 目次ページはこんなで、デザインそのまま、日本語残し。
 


 中身は、基本的に擬音含めて絵をいじらないタイプの翻訳。擬音の横や上下に、ロシア語でふりがなが書いてあります。
 (いじるタイプは、関連記事のインドネシア版などを参照)


 
 
 




 ちょっと特殊なのは、絵の中に日本語がある場合、枠間に訳注があるところでしょうか。
 こんな感じ。
 


 人物名は、そのままロシア字アルファベットにしたものっぽい。


 うちはサスケ(ただ、家紋との関連はわからんのではなかろうか)
 


 はるのサクラ
 



 特殊な例外は「イチャイチャパラダイス」ですかね。
 これは絵に書かれた文字を変えちゃってる。どう読むんだろう?
 


 オマケページもちゃんと翻訳されてますね。
 


 最終ページには、海外翻訳版らしく、逆側から読めよ、こういう順番だぞ、って注意書き。
 


 あれ、そもそもロシア語がオリジナルの漫画・コミックスってどんなのがあるんだろう?
 バンドデシネとかの翻訳版があんのかしら。

広告に見る、ロゴ翻訳の謎


 BLEACHDEATH NOTEの広告が載ってました。
 で、これらはなぜかロゴの処理が逆。


 BLAECHの方は、ふりがなを小さくしてるNARUTOと同じ方式。
 


 ところが、DEATH NOTEの方はオリジナルのロゴの方を小さくしてます。
 


 この差はなんなんでしょう。
 アニメが放映されてる(と多分ロゴ自体を見てる人が多い?)といった理由があるのかしら。
 謎です。


 といった所で今回はここまで。