情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

南ひろこ「二人ぼっち」2巻が出ました。面白いんですが、水増しが酷すぎて怒り心頭。



 つーわけで、南ひろこの「二人ぼっち」2巻が出ました。
 週刊漫画ゴラクにたま〜に載ってます(現在は休載中)


二人ぼっち 2 (2) (ニチブンコミックス)
二人ぼっち 2 (2) (ニチブンコミックス)


 帯付はこんな。

 二人ぼっち2 表紙 帯あり



 一巻二人ぼっち (ニチブンコミックス)は実際に孫の居る人に見せて大好評でした、ので差し上げちゃいました。中でも電話に鼻息エピソードがお気に入り。
 だったんで二巻もね、買ったんですよ。



 ところが、今回はちょっとひどいよこれ。
 普通なら1ページに2本ずつ4コマが載ってると思うんですけど、ものすごい水増し具合。


 本文(登場人物紹介後のP3〜P132)の128Pのうち、2本載ってるのは僅か14P*1。つまり、114Pでは1本しか載ってないんですよ。
 こんな感じで。


 
 





 でも面白いんだ。だから普通にページ数分溜まるまで待っても良かったんじゃないの、とも思うんだけど、休載の都合とかあったのかなあ、と。
 連載時にカットになってるところは仕方ない(それは、通常4Pに1Pの割合です)ので4ページで4コマ7本、つまり普通は128Pだと224本くらいという計算になるのですが、今回の単行本では142本しかありません。37%引きってことですね。



 もっと密度高いようにも(薄くて安いか、そのままで掲載本数多くか)出来たんじゃないの、とも考えられるけど、初版発行部数とページ数から算出される定価的に無理だったのかなあ、でもなあ、と出版社の都合を考えるとわからないでもないけど・・・というところで、某ブログ検索のキャッシュにこんな文章みつけちゃいましてねえ

 二人ぼっち2巻の単行本が夕方届きまして、中身を見たら4コマが1ページに1本。
 1巻と比べるとかなりボリュームダウンとなってます。 値段は1巻と同じ。
 うううっスミマセン!!! 買って中身を見てがっかりされた方もいるのではないかと・・・。

 本文は削除済み、って作者本人があずかりしらぬところでやってたのかよ!
 流石に出版社側を弁護できないや。


 読者としては怒り心頭といったところ。
 どうなのよこれ。日本文芸社四コマでは普通なの?そんなことないよね?


 といったところで今回はここまで。

*1:4,5,6,10,14,16,22,24,28,39,43,45,51,107