情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

週刊漫画サンデーの「若頭・残波」で同人誌即売会ネタ その後編




 ということで先週の前編(週刊漫画サンデーの「若頭・残波」で同人誌即売会ネタ)に続いて後編。
 今回も同人誌・同人業界ネタを交えつつ、なーんか微妙におかしい認識・解説があります。


 

 チョwww

 微妙に違和感があるのは、「ちょwww」とひらがな表記では無いのと縦書きだからだろうか。
 オヤジ雑誌でこういう表現が出るとちょっと引くが、それを狙ってもいるのかも。



 この画像は実業之日本社週刊漫画サンデーに連載中の浜田正則×山口正人若頭カシラ・残波-極道ここではないどこかへ-」の職の23「残波、発売する(後編)」(本日発売号に掲載)より。



 

 同人誌はこうしてファンの方と直に触れ合えるのが魅力ですね。
 活動をやってると常連の人も増えてきて一層やりがいが出てくるんです


 良いこと言ってる。徹夜組なのに!
 こんなこと言った後、残波さんに絵を描かせてみると乗り物が上手い!と言うところで上記「チョwww」発言。



 



そして


   

鉄道オタクてっちゃんとかスーパーカー・マニアは永遠だよ!


これを鉄道オタク向け即売会に出せば売れるよ!

 「てっちゃん」というふりがなは通じるかどうか微妙。
 あと、鉄道系の即売会でそのもののイラストってどうなんだろう。売れるのか?
 ジャンルとしてはバス・電車擬人化なんかもあるんだろうけど。



 でも残波さんは結構その気。決め台詞も飛び出します。

 
 





 健太は結構冷静なツッコミ


 

ちょ・・・ちょっと待った
これって仕事じゃねえ 趣味じゃねえの?


 そうだよなあ、実際利益が出てるサークルの方が少ないって話だし。
 


 

う〜ん 確かに商業誌とは違います。
出せる部数は限りがあるし・・・ 在庫は家じゃストックしきれない


 が、ここで無茶な設定で行きます。


  

けど・・・僕らの本業はマニア向け本屋の経営なんです
趣味と実益が絶妙に混じりあってまして・・・

仮にイベントでは大して売れなくてもネット通販で在庫をはくんです


 経営って。店員じゃなくて経営かよ!


 そういや、こいつらのサークルがどんなジャンルかは一切描かれてません。
 なんなんだろう?何せイベントでは早々に完売して退席しちゃってる。
 やっぱり成人向け?でも女性ファンが買いに来てたりするしなあ。謎だ。



 
 
 

 

 完売しました


 え・・・?おい イベントの終了時間じゃねえぜ


 あははは 健太氏売れたら各自撤収がこういう場所の慣習でござるよ


 完売しても最後まで残る所もある、というかその方が多いと思ってたんだが、やっぱりどういう設定なんだかわかんない。



 そして、イベント後、思いもしない展開が。



 

雑誌と違って同人誌って作者が売り場に居てくれるから尾行つけるのが
カ ン タ ン ♪


 

テメー、何だよ!


アタシはファンなんだ 
邪魔すんなよ訴えるぞ!
テメ―――――ッ!!

 誰かが「山口先生の描く女性は皆シャブ食ってるみたいだ」というような事をおっしゃっていたような・・・。うん。



 さて、この後の運命と展開やいかに!
 というのはマンサン本誌でどうぞ。

 
 https://www.j-n.co.jp/cgi-bin/product_detail.cgi?magseries=080-000




 今週のもう一つのハイライトは、読者コーナーでの編集部からおたよりへの返答。


 

 毎回、なじみの少ない職業を取り上げてくれる「若頭・残波」。
 読んでいて、タメになるとの声も多数寄せられています。
 今後の職業にも注目です!


 ・・・タメにはならんだろ、どう考えても。


 といったところで今回はここまで。



 若頭・残波の単行本は1巻が絶賛発売中。
 若頭・残波 (1)(マンサンコミックス)
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 「任侠沈没」任侠沈没 1巻 (1) (ニチブンコミックス) 任侠沈没 2巻 (2) (ニチブンコミックス) 任侠沈没 3巻 (3) (ニチブンコミックス)にピンと来た方は是非どうぞ。