日本で描かれたイギリス人とイタリア(?)人が主役のアメリカを舞台にした物語のタイ語版。
って書くとなんかものすごいですね。
というわけで、スティール・ボール・ラン@荒木飛呂彦のタイ語版です。画像は別ウィンドウで拡大表示(フォト蔵を使用)
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今回も海外旅行のお土産として戴きました。(というか、最近は海外旅行に行く人に「日本の漫画の現地訳版なんか買ってきて。出来ればジョジョ」って言ってるんですが)
装丁・造本など
カバーはジャンプコミックスをそのまま再現。左が日本版、右がタイ語版。
アルファベットはそのまま使われてますね。
カバー下はほぼそのまんまです。
用紙サイズは日本のものよりも少し横長で、薄手の紙を使用している為厚さは半分程度。
背表紙で見るとこのくらい違います。
分かりやすいように縦にずらして撮った写真。
このくらい横幅と厚みが違います。
世界のジョジョ さんで紹介されているタイ語版の5部*1は逆開きのようですが、これは日本と同じく右開き。
反転などはされていません。
裏表紙は微妙に色が変わってます。
バーコードのところはなんか剥がしたようになってて欠損。
価格はどれなんだろう。よく分かりません。
本文はこんな風
擬音描き文字はすべてタイ語に置換。
吹出しの中の文字は横書きです。
台詞と擬音。ドガガガ。
擬音。左から「ド ド ド」「ド ド」「ドギャァアッ」「ズバババ」
ただ、用紙サイズの関係か、天地が多少切られた状態で収録されているのが残念なところ。
同じページで比較すると、オエコモバの頭飾りが切れてることがはっきりと確認できます。
下がタイ語版。
登場人物名など
タイ語は読めないんでそのまま画像です。
なんとなく分かるような、分からないような・・・。
- L.A.ブンブーン
- アンドレ・ブンブーン
- ベンジャミン・ブンブーン
本文中に出てきた言葉から『』付きのをいくつか。
- スタンド
- 回転
- 技術
巻末広告
巻末に広告のある作品は以下の5つ。以下は掲載順どおり。
なんか、どれも翻訳が困難そうな気がするんですが、どうなんでしょう。
アイシード21、クレイモアはまだスポーツとファンタジーだからいいけど、BLEACHのふりがなのとことか言い回しとか、仁の江戸風俗関連とかはかなり困難そう。
といったところで今回はここまで。
※当ブログの関連記事はこちら。
ジョニイの奇妙な冒険:http://d.hatena.ne.jp/./soorce/20040710#p3
イタリアのジョジョはGioGioじゃない -ジョジョの奇妙な冒険第5部 イタリア語版- :http://d.hatena.ne.jp/./soorce/20060109#p1
スタンド使いは替身使者、スパゲティーは義大利麺 -ジョジョの奇妙な冒険第4部 台湾版(新訳版)-:http://d.hatena.ne.jp/soorce/20060609#p1