「ONE PIECE」から、パク・・・あ、パロ・・・でもなくて、多大な影響を受けて描かれたと思われるのがこの「TWO PIECES」です。
同人誌などではなく、ちゃんとISBNも振られた商業作品。
表紙の時点でアレよ、うん。
作者は「Shiranami」と日本人っぽい名前ではあるけど???
海外アマゾン(amazon.frなど)で探してみるとフランス語版とスペイン語版が存在してます。(自分が入手したのはフランス語版)
出版時期からして、フランスのがオリジナルでしょう。3巻まで出てるようだ。開き方向は日本の漫画と逆の右開き(左から右に読む)
主人公の名前は「HUFFY」で、麦わらではなくカウボーイハットっぽいのをかぶってます。
相棒はウソップっぽい誰か。
海ではなく、なぜか自動車が船っぽい世界。
メリー号っぽいヘッドを付けた、自動車。
銃が発達してるんで、世界観は全然違う。
もちろん大人気マスコットキャラも、って「TONY TONY CHOPPER」って名前変えてすらいないぞ。
三刀流の剣士も登場。
バンダナの模様が星だから別人ですね。というか、スピリッツで連載中の吉沢潤一「ギャル男VS宇宙人」に出てくる三頭身にも見える。
脇役ももちろんアレなコレで、どっかで見たような一味だったり。
刑務所にはどっかで見たようなノコギリザメのも居たり。
微妙に変えてるのが小賢しい。
話が進むと、レオンやマトリックスのパロディをやりはじめてもうカオス。
チョッパーの「暴走」にあたるのがこのモードへの変身だったりします。
ロビンっぽいのはキル・ビルに・・・。
あ、ちなみに、ナミ・サンジ・ブルック・フランキーに相当するキャラは出てきてません。
表紙にはナミっぽいの居るんだけどな。2巻以降に登場するんでしょうか(現在までに3巻まで出てる模様ですが、http://www.amazon.fr/Two-Pieces-Vol-3-Siranami/dp/2355290156/ 表紙見てもサンジやブルックは居ないなあ)
ここまでひどいのは、今日びなかなかないので、機会があったら見てみると面白いかもしれません。(日本からだと直接は買えないかもですが)
といったところで今回はここまで。