情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

「ONE PIECE」っぽい何かの様な漫画「TWO PIECES」がひどい、ひどすぎる(2008年、フランス)


 「ONE PIECE」から、パク・・・あ、パロ・・・でもなくて、多大な影響を受けて描かれたと思われるのがこの「TWO PIECES」です。
 同人誌などではなく、ちゃんとISBNも振られた商業作品。
 表紙の時点でアレよ、うん。


 作者は「Shiranami」と日本人っぽい名前ではあるけど???


 海外アマゾン(amazon.frなど)で探してみるとフランス語版とスペイン語版が存在してます。(自分が入手したのはフランス語版)
 出版時期からして、フランスのがオリジナルでしょう。3巻まで出てるようだ。開き方向は日本の漫画と逆の右開き(左から右に読む)



 主人公の名前は「HUFFY」で、麦わらではなくカウボーイハットっぽいのをかぶってます。
 相棒はウソップっぽい誰か。



 必殺技は伸びるパンチ!ってこれフランキー混じってんだろ。



 海ではなく、なぜか自動車が船っぽい世界。
 メリー号っぽいヘッドを付けた、自動車。


 銃が発達してるんで、世界観は全然違う。


  
 もちろん大人気マスコットキャラも、って「TONY TONY CHOPPER」って名前変えてすらいないぞ。


  
 三刀流の剣士も登場。
 バンダナの模様が星だから別人ですね。というか、スピリッツで連載中の吉沢潤一「ギャル男VS宇宙人」に出てくる三頭身にも見える。


 
 脇役ももちろんアレなコレで、どっかで見たような一味だったり。


 
 刑務所にはどっかで見たようなノコギリザメのも居たり。
 微妙に変えてるのが小賢しい。


  
 話が進むと、レオンやマトリックスのパロディをやりはじめてもうカオス。
 チョッパーの「暴走」にあたるのがこのモードへの変身だったりします。


 
 ロビンっぽいのはキル・ビルに・・・。



  
 表情パターンとかがもうね。


 あ、ちなみに、ナミ・サンジ・ブルック・フランキーに相当するキャラは出てきてません。
 表紙にはナミっぽいの居るんだけどな。2巻以降に登場するんでしょうか(現在までに3巻まで出てる模様ですが、http://www.amazon.fr/Two-Pieces-Vol-3-Siranami/dp/2355290156/ 表紙見てもサンジやブルックは居ないなあ)



 ここまでひどいのは、今日びなかなかないので、機会があったら見てみると面白いかもしれません。(日本からだと直接は買えないかもですが)
 といったところで今回はここまで。



 ONE PIECE 71 (ジャンプコミックス) Two pieces 1