本日発売の、秋田書店ヤングチャンピオン19号より、立原あゆみ「仁義 零」(じんぎ ぜろ)が新連載となりました。
シリーズ最新作にして、最終章。
一介のチンピラから、巨大組織墨田会のトップまであと一つまで上り詰めた神林仁と、その兄弟分であり右腕であり盟友である八崎義郎が、再び主役となって登場です。
「JINGI-仁義-」の連載が始まったのは、1988年3月22日に発売されたヤングチャンピオン創刊号。
今までに、「JINGI-仁義-」が全33巻、「JINGI 2」が全1巻、「仁義S」が全19巻*1、とシリーズ全体で50巻を超える超大作ですが、この「仁義 零」が最終章となる模様。
ちなみに、JINGIはVシネマシリーズとしても大ヒットしていて、今年の11月から2ヶ月連続で新作がリリース予定です。
最初はチンピラだった仁が義郎と共に、金と力を手に入れてのし上がって行くと共に、仁の息子である礼一の成長も描かれた「JINGI-仁義-」から、そこに関わってしまった一般人目線だった「JINGI 2」、そして子分たちが主役だった「仁義S」。
今作では、仁がほぼ上り詰めた場所からのスタートですが、虚無感、むなしさを憶えているかのような言動。
礼一はヤクザを継がず、直接の跡取りが居ないのもまた虚しさに繋がっているのでしょうか。
そうそう、今回は隅田川縁に住む住人役として、立原先生本人を外見上のモデルにしたと思われるキャラも登場。
ファンサービスですね。
この先、どんな展開となるのか、じっくり読ませていただきます。
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*1:最終19巻が今月発売