情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

今週のマガジンが「一折抜き」だった件について、内情を想像してみる



 今週の週刊少年マガジンですが、作者急病による「ばくだん!」の休載に伴っておわびページが掲載されるとともに、こんな一文が掲載されていました。


 
 


※編成・校了の都合上、P.193〜P208に相当するページが抜けておりますが、
 乱丁、落丁ではございません。ご了承下さい。


 16ページ、一折分が完全に無い、という状態って事ですね。これは結構珍しい。

勝手に内情を想像する

 結論:本当にギリギリ限界まで粘ったけど落ちた


 まず前提条件として、

  • 1回の連載分は18P
  • 「ばくだん」が間に合わなそうであるという段階で、他の作品は全て校了済みで、ページノンブルなども入れ終わってる(ある程度の折は印刷まで終わってた可能性もある)


 というのが考えられ、その上でこういう抜き方をせざるを得なかったということは、

  1. 減ページで16Pにすることにした
  2. それなら間に合う前提で製本工程をギリギリまで引っ張っていた
  3. けれども、やっぱり落ちた


 となり、その段階でか順序が前後するかもですが

  • 1折16ページ分を製本から抜く事に決定
  • お詫びページ・目次のみ差し替えた折を印刷
  • 製本、配本


 という流れでしょう。
 (お詫びページの所はギリギリまで広告にするか、ってな両天秤で、目次含め2パターン用意してた可能性が高い)


 代理原稿にするにも適当なページ数のがなかったのかなあ。
 また、今号は君町3本立て、ネギま!の最終回センターカラー、と、代割的に掲載順の入れ替えも難しかったんでしょう。


 
 ローテーション休載が4作品あったので、それを繰り上げるってわけにもいかなかったろうし、週刊はやっぱり厳しいですなあ。


 
 心なしか、背表紙の余り幅が大きめの様な気もしてきました。


 といった所で今回はここまで。


 ばくだん!〜幕末男子〜(1) (少年マガジンコミックス)