・・・えーっと、何から書けばいいのかな。
まず、原作の滝沢解が2003年に亡くなっているため、坂本六有原作となっています。
ここ3〜4年くらいで何回も「ふくしま政美復活」とか書かれてる気がしますがそれは後述。
本作のオリジナル版は1974年〜1976年に漫画エロトピアで連載されたふくしま政美の代表作のうち一つです。
単行本は、1997年〜1998年に大田出版から出た復刻版(ASIN:B00007C804)含め入手困難。
ただ、電子書籍版が新品入手可能なので、紙である事にこだわらなければ変なプレミア付いたのよりはよっぽど良いんじゃないでしょうか念彼観音力。
http://www.ebookjapan.jp/shop/title.asp?titleid=4271
舞台は一応幕末ということになってますが、エログロマッドな世界なのでそういうのに耐性が無い人は覚悟を決めて読まないと辛いかも。
今回のは、表紙見る限り洋服着てるんで現代っぽいんですが、実際どうかは読んでみないと不明です念彼観音力。
しかし、近年のふくしま政美はちゃんと連載終わらせられない、というか、投げっぱなしなのが多いんですよね。
2005年3月に月刊アフタヌーンで連載始動、とか言って「超市民F」が掲載されたけど1話が載ったきり。
2005年5月〜2005年11月に週刊漫画TIMESで連載された「エド☆デカ」は打ち切り終了*1で1巻(ISBN:4832230271)のみが出版され、残りは未単行本化。
あと、今年の4、5月に読切前後編で週刊漫画ゴラクで「樹海マン」が載りましたが、始まっただけでその後音沙汰が無いんで不明ですか。
内容だけでなく、連載がちゃんとされるのかもちょっと不安なんですが。
あ、でも雑誌*2自体が即潰れて宙ぶらりんだった「むさしの無」は今年描き下ろし付きでどうにか出てましたっけ。
そのままは無理だろうし、かといっておとなしくもならないでしょうし。
期待半分、不安半分といったところでしょうか念彼観音力。
とりあえずふくしま政美未経験者は、記憶喪失全裸マンぶらり暴力旅漫画「聖マッスル」あたりから読んでみることをオススメします。
一応は週刊少年マガジン連載作だし、抑え目・・・かも。
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