情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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ヤンジャンのテラフォ―マーズでも「タイマンはったらダチ!」ということわざが使用された件。



 本日発売された、週刊ヤングジャンプ22+23合併号に掲載された、テラフォーマーズ@貴家悠×橘賢一にこんなコマが。

 
 タイマン張ったら仲間ダチ


 現在のテラフォーマーズの舞台は東京なので、この「関東のことわざ」が出るのは納得の展開ですね。
 ちょっと漢字の使い方が違う気もするけれど、そこは未来までに何か変化が起きたという事で。




 この言葉は、週刊少年チャンピオンで1985年04月〜1988年09月にかけて連載された、積木爆(立原あゆみ木村知夫「Let's ダチ公」がモトネタ。
 後に、続編「I'mダチ公」(1994年03月〜1994年05月)、「新Let's ダチ公-極道大学金時計-」(2006年01月〜2007年11月)もあります。


 作中では、こんな風に使われてました。(実際、頻度的にはこの言葉はあんまり出てきてないのですけどね)


 
 関東のことわざです! タイマンはったらダチ!


 soorce調べでは、「張った」は使われてなくて、全て「はった」ですね。


 「Let's ダチ公」は、連載当初は女の子ナンパしたり軽いノリだったんですが、少しづつ方向が変わってきて、関東対関西、九州、全国制覇やエリート思想と戦っていくという話でした。
 その中で、示された二つの大きな価値観「ダチ」と「タイマン」がこの作品の特色だったと言えるでしょう。


 なので、この言葉が最初に使われた回ではこんな風。


 
 
 


 段々と意味が大きくなっていって、変化して行ったんですね。


  
  
 


 今は、Kindle版なども販売されてます。


 Let’sダチ公 1 (少年チャンピオン・コミックス)


 熱い男の魂の叫びを読みたい方は一読してみてください。


 

 Let's ダチ公!


Let's ダチ公 全18巻完結 [マーケットプレイスコミックセット]
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 ※この記事は、2013年の以下の画像が出て来たバチバチBURSTの時の再利用記事です。


 
 タイマン張ったら ダチ!