情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

ジョージ秋山「浮浪雲」も到達し、100巻超え漫画は10作品に。巻数積み上げの軌跡をグラフ化してみた。




 ジョージ秋山浮浪雲」の100巻が昨日発売され、単一タイトルで100巻を超えた漫画が10作品となりました。
 浮浪雲(はぐれぐも) 100 (ビッグコミックス)


 参考記事>100巻超えやそれに近い「長い・多い」漫画作品の話。



 現在巻数が多い順に

  1. こちら葛飾区亀有公園前派出所
  2. ゴルゴ13
  3. クッキングパパ
  4. ミナミの帝王
  5. 美味しんぼ
  6. 弐十手物語
  7. 静かなるドン
  8. はじめの一歩
  9. あぶさん
  10. 浮浪雲


 となっています。
 それぞれの「100巻到達」とその後がどんな風だったのか、10巻ごとを節目としてグラフ化するとこんな感じになりました。
 図が大きくなりすぎたか・・・。
 



 使用データはこちら。
 上図が見にくい場合はこちらから起こしてみてください。


発売年こち亀ゴルゴ13クッキングパパミナミの帝王美味しんぼ弐十手物語静かなるドンはじめの一歩あぶさん浮浪雲
19731
19741
1975101
197620
1977110
19783010
197910
1980
198140120
1982202020
198350
1984303030
19851
19864060130
19871040
1988501040
1989607020140
199020501
19917080301010
199216050
1993803040202050
1994909010
1995402050703030
199610010060
19975030608040
19981101104060
1999407050
20001206050905070
20011208070
200213070601006060
2003130
20041407090707080
20058011080
20061501408080
200790901008090
2008160150100
2009100909090
2010170110
2011160110100
2012180120100100
2013187170125120110108104103100



 1巻が出版された年と、連載開始年は作品によって結構離れているのに注意。
 やはり、週刊連載は傾きが違います。


 大体、週刊連載だと2年で10冊。
 3ヶ月に1回の1年4冊ペースで出版されるとだんだん差が付くので、1カ月おき刊行なんてのが入って2年で12冊、なんて場合があるので間は詰まったりします。
 表では月まで考慮していないので、例えば40巻がX年の2月、50巻がX+1年の11月、なんてのもあるわけです。


 ちょっと特殊なのがいくつかあります。

  • ゴルゴ13は、リイド社SPコミックスの刊行年次。
  • 弐十手物語は、5〜20巻位までかなりのペース(月イチ?)で発刊されたので、10巻と20巻が同年発売。
  • 美味しんぼは、現在不定期連載になってるので100巻〜110巻の間が大きく開いている。
  • 弐十手物語・静かなるドンは連載終了、全巻完結済み


 連載誌の出版社で見ると、小学館5作品、講談社2作品、集英社日本文芸社実業之日本社1作品づつ、と小学館で半分か。
 次は、小学館あさりちゃんが当確。
 その次は、サンデーのコナンでこれも小学館かな?他には、ジャンプのONE PIECEゴラク江戸前の旬あたりも行きそうですかね。


 このグラフ、複数作品ありの作家ごとの累計単行本冊数でやってみても面白いかも。
 手塚治虫はもちろんぶっとんだ数値とグラフになるだろうけど、さいとう・たかをとかも物凄いことになりそう。


 といった所で今回はここまで。