情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
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個性派女子、百花繚乱。鈴木小波「出落ちガール」が良い!




 一人オムニバスっていいよね、読切短編っていいよね!といつも言ってる気がします。
 先日発売されたこれもまた良い!のです。


出落ちガール―鈴木小波短編集 (ヤングキングコミックス)
出落ちガール―鈴木小波短編集 (ヤングキングコミックス)

 さて、先日発売された、鈴木小波「出落ちガール」は、ヤングキングアワーズに読切シリーズとして掲載された作品(プラスおまけ短編)を纏めたもの。


 どの短編も、タイトルどおり「出落ち」というか設定一発勝負なんですが、読切ってこういうもんだよなと。
 SFあり、ホラーあり、ファンタジーあり、オカルトあり。自分の毎年の漫画感想をまとめた記事でも、このシリーズいいよね、と書いてたので単行本になったのは嬉しい限り。
 何故か単行本表紙の英語表記は「GIRLS」になってるのはご愛嬌。


 収録されているのは

  • 脱エバ!
  • おかんゴースト
  • エイリアンダイエット
  • お葬式フェア
  • クーパー伊藤さん
  • ヒトミとゴクー
  • 万引きGガール


 そして、描き下ろし短編の

  • 安楽椅子の解呪探偵


 

 になります。


 で、やっぱりこの作者は、笑い、泣き、怒り、恥ずかしがり、驚き、そういった表情や動きがいいんですよねえ。


  


  


 


 気になったら読んでみて下さいな。


 また、裏表紙はヤンキンコミックスのデザインを生かして洒落が効いたのになってます。
 


 カバーの下にも・・・。



 そうそう、単行本3ヶ月連続刊行フェアの第一弾でもあるとのことですので、「ヤオツクモ」2巻、10月に出る「ホクサイと飯」もお忘れなく。


 出落ちガール―鈴木小波短編集 (ヤングキングコミックス) ヤオツクモ (2) (カドカワコミックス・エース) ホクサイと飯 (近日発売)



 といった所で今回はここまで。