熱い作品の載ってる青年誌を紹介するかと思った!?
残念!「ハーレクイン」ちゃんでした!!
ということで、現在出版されてる月2回刊雑誌の中で最も「新しく」、最も「厚い」のがこの「ハーレクイン」。
ハーレクインのオフィシャルサイト/ハーレクインマガジンを見ると、2011年の12月発売号から月2回刊化されてたんですね。
毎月6、21日発売で、現在の定価は680円*1。
で、この雑誌、本当に「厚い」んですわ。
総ページ数は564ページで、紙質も伴って現在刊行中の他の月2回刊漫画誌より分厚い。
今週のマガジン・サンデーで挟むとこのくらい。
特徴としては
と、普通の漫画雑誌とは悉く異なる誌面づくり。
そして、あまり他の雑誌では見ない執筆陣。
意外な名前も結構あって、公式ページの著者一覧やバックナンバーを見てみると
ハーレクインのオフィシャルサイト/著者一覧|ハーレクインコミックス
井出智香恵、大橋薫 、折原みと、楠桂、佐伯かよの、JET、柴田あや子、谷口亜夢、福原ヒロ子、文月今日子、星合操、牧村ジュン、山田ミネコ、わたなべまさこ
あたりは70年〜80年代の少女漫画やら、近代麻雀やら、多種多様な所で引っかかる人多いのでは、とも思えます。
部数がどのくらいかわかんないけど、月刊から隔週になるってことは伸びてるんだろうな。
読者層はどの辺なんだろう。現在、ヤンマガのワイルドチェリーナイツで取り上げられてる層くらい?もうちょっと上でしょうか。
ハーレクイン系の純愛・ラブロマンスを好む様になるのと、BLを好む様になるのと、分岐点はどこらへんにあるんですかねー。
もちろん、両方好きってこともありえるけど。
といった所で今回はここまで。
読むのに妙な体力が必要だったぜ、ハーレクイン!
余談1 なんで買ったのか
だって、(2Pの宣伝漫画とはいえ)忠津陽子が描いてるんですよ。
もう買うしかないじゃない!
あと、忠津陽子はアンドロイドゲームのキャラデザやってるみたいですね。
ソーン物語 第1章 真紅のカートリッジ
・・・なんつーか、スゲー懐かしい感じのものを見た。
余談2 ハーレクイン関連誌で月あたり何ページあるか
ハーレクインのオフィシャルサイト/ハーレクインコミックスでの最新号の数字で見ると、
- ハーレクイン(月2回) 564P
- ハーレクインオリジナル(月刊) 544P
- 別冊ハーレクイン(今度から月刊) 782P
- 増刊ハーレクイン(隔月) 910P
- ハーレクインdarling!(月刊) 392P
となっているので、月にして合計3300Pくらい。
1ジャンルとしてみると多いけど、週刊漫画雑誌11誌の1週間分合計が4400Pくらいなので、まあそれなりの量、ですかね。
他社の似たジャンルまで含めるとさらに増えるんでしょうが、さて。
余談3 2012年4月現在発刊中の月2回漫画雑誌
多分、これだけ。
- ビッグコミックオリジナル
- ビッグコミック
- グランドジャンプ
- ヤングチャンピオン
- 漫画アクション
- ビッグコミックスペリオール
- 花とゆめ
- 近代麻雀
- ヤングキング
- Sho+Comi
- ヤングアニマル
- BE・LOVE
- みこすり半劇場
- ヤングガンガン
- イブニング
- KISS
- マーガレット
- ハーレクイン
参考記事:2011年7月現在の月2回刊漫画雑誌、全19誌の傾向と対策
↑の記事を書いた以降に、「ビジネスジャンプ」「スーパージャンプ」が統合されて「グランドジャンプ」が誕生、「YOU」が月刊に戻ったこと、そしてこの「ハーレクイン」が月2回化したことにより、3減2増で、現在月2回刊雑誌は18誌。
部数はどれも減ってるみたいですね。
厳しいなあ、やっぱり。