情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

1976年の週刊少年マガジンと2005年の週刊少年マガジンを比べてみよう その5 記事・企画広告・自社広告編

 その1 1976年基礎データ編:http://d.hatena.ne.jp/soorce/20050602/p3
 その2 2005年基礎データ編:http://d.hatena.ne.jp/soorce/20050603/p3
 その3 広告編:http://d.hatena.ne.jp/soorce/20050603#p4
 その4 雑多比較編:http://d.hatena.ne.jp/soorce/20050604#p4

記事

 1976年50号の漫画・広告以外の誌面より。

  • カラー特集 ニューシンガーソングライター来生たかお大誕生

  


 コメントを寄せているのは小椋圭と井上陽水井上陽水の方は「生きていたんだね来生くん」って、何言ってんですかアンタ。


 表紙が漫画、巻頭カラーがグラビアという構成では同じなのですが、今は女性アイドルがグラビアになることはあっても、男性芸能人がこういうふうに載る事はめったにありませんね。
 これは購買層の変化によるものだけなのか、どうなんでしょう。

 


 淀川長治による映画紹介、なんだけどなんで1976年にもなって*1白黒映画のことをやってるんだろうか?

  • 読者のページ マイ・マガジン

 

 現在のマガジンからは読者投稿ページはなくなっちゃってますねえ。
 

  • 特ダネパック こちら情報110番


 取り上げられている芸能人と話題を書き出すとこんな感じ。

 24時間TVならぬ24時間ラジオなんてのがあったんですね。

  • ミニ速報 スター公演レーダー

 採り上げられている「スター」は以下の様になっています。
 現役も居れば故人も消えた人も・・・。

  • 三平のベストフィッシング(31)*2

 これは単行本にも文庫にも収録されてますから省略。

企画広告

  • スカイフライフェリー大プレゼント

 

 なんかよくわからない玩具です。洋凧がブームだったんですね。

  • フォークギター大プレゼント

 

 型番がそのまま値段なのはどうかと。

  • 世界の人気切手超特価プレゼント

 

 切手コレクションもブーム終焉記だったのかな。
 プレゼントよりも通信販売メインですが。

自社広告

 やっぱり面白いなあ。

  • ワールドスタンプブック 世界の乗物

 

 今で言えばトレーディングカードってとこですか。

  • 第51号漫画予告 数えて12のダイナマイト!! 読者の心にしかける大爆弾

 

 

 これも中身読んでみたいですね。UFOブームですか。ピンク・レディーもこの年デビューだったっけかな。

 

 
 
 フォークソングの時代ですよ。

  • マガジンビジュアルブックス 世界の大帆船 世界の軍用機 マガジンファンなら見のがせない 2大メカ・イラスト集
  • さあ読もう!おもしろさ満点の名作群!マガジン・コミックス 定価各350円

 

  • 次号予告 日本一の読者数をほこるNo.1雑誌

 

 この辺では、発行部数は週刊少年チャンピオンが少し抜け出して、他は均衡していた頃かな。
 「あしたのジョー」も「愛と誠」も終わってますから「発行部数No1」とは書けなかったのかと。

作家へはげましの手紙を書こう!

 偶数ページ柱側に、「○○先生にはげましのおたよりを出そう」というのが載ってるのですが・・・


 仕事場?の住所がそのまま書いてあります

 



 30年前のとは言えさすがにまずそうなので市より細かい部分は塗りつぶさせていただきました。悪しからず。
 まあ、雁屋哲は今オーストラリアに住んでるらしいので・・・とか、故人のはいいかな・・・とも一瞬思いましたけど。聖地巡礼だのなんだのみたいなの嫌いだし。



 今回はここまで。





#ここで疑問が一つ。いつまで住所そのまんま載せてたのかしら?押しかけて来たりとか危険だったろうに・・・。

*1:名優の傑作とはいえ

*2:31は丸かこみ文字