情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

これが元祖ポポロクロイス物語だ!

 一周年企画第一弾。*1


 ポポロクロイス物語と言えば、ゲーム化もされ、アニメ化もされ、リメイクもされた田森庸介のライフワークともいえる作品なわけです。


 ポポロクロイス物語 (1) 知恵の王冠の冒険 ポポロクロイスシリーズ


 この作品、なんと初お目見えは1978年。
 1985年に発行された田森庸介の初単行本「ファイアードッグ」(ISBN:4885704731)*2ポポロクロイス王国を舞台にした初期三部作

  • 竜が行く!!   (だっくす 1978年11月号掲載)
  • フローネルの魔女 (ぱふ 1979年1月号掲載)
  • ザ・スターマン  (ぱふ 1979年4月号掲載)

 が収録されています。*3


 単行本表紙
 



 さて、この時にすでにピエトロ王子、フローネルの魔女ナルシア、白騎士などが登場しているのですが、白騎士は外見が殆ど変わらないものの、ピエトロ王子とナルシアは・・・・。




 現在(?)のピエトロ王子
 ポポロクロイス物語 Vol.3 [DVD]




 初登場時のピエトロ王子*4
 



 



 えーと、誰でしょうね、これ
 こんな風にもなれますが
 






 アニメでのピエトロ王子とナルシア
 ポポロクロイス物語 Vol.1 [DVD]


 初期版のピエトロ王子とナルシア
 




 白騎士
 ポポロクロイス物語〈2〉七匹の子竜の冒険 (ポポロクロイスシリーズ)

 
 ナルシアと戦う初期版白騎士。
 


 あと、竜に変身できるのは王子じゃなくてナルシアだったんですねー。



 まあ、こんな感じです。とはいえ、これは初期作品。
 雑誌掲載から単行本に収録されるまでの7年でまた変わっていて、カラー口絵ではこんなふうになってたり。

 


 


 ・・・どっちとも別人ですね。




#ここで豆知識。この「ファイアードッグ」には、「十六夜」という作品も収められていますが、その中で「満月による変身を止めるために月を破壊する」というアイディアが使われてます。1984年の作品だから、ドラゴンボール(の天下一武道会のあのシーン)よりも2年早かったんですね。

*1:二弾以降の予定もないし、今思いついただけだけど。

*2:解説は和田慎二

*3:5/22 22:30追記:今調べたらこれにも収録されてるみたいですね>

ポポロクロイス物語 (3) 竜の夢の冒険 ポポロクロイスシリーズ

ポポロクロイス物語 (3) 竜の夢の冒険 ポポロクロイスシリーズ

*4:コマ全体