61歳。まだ若い。若過ぎます。
サスペンス、アクション、SF、ファミリーコメディー、ファンタジーなど作品の多彩さはもちろんの事、その面白さに何度ドキドキし、笑い、涙したことか。
ということで、今手元にある資料から、幾つか。
「まんが家入門大百科」のミニインタビュー
1979年にケイブンシャから出たもの。
―まんが家になった動機はなんですか?
高校時代から仲間と同人誌を作って描き始め、大学に入った時に、もっと多くの人に読んでもらいたくて別冊マーガレットのまんがスクールに応募したのです。
それは趣味のつもりだったのに、気がついてみると、まんが以外描けない“まんが馬鹿”になっていた。
―もし、それが趣味でまんが家にならなかったら何をしていましたか?
新聞記者か雑誌の編集者です。
―作品を作る時は苦労などありますか?
不自然でない程度に、派手であるように作っています。
―まんが家として大切な事は何ですか?
どんな小さなことにも反応する神経と、強い体力ですね。
―性格を自己診断すると?
小心で弱気、慢性欲求不満。
―最後に、まんが家を目指す人にアドバイスを…。
やめた方がいいですよ。泥沼ですぞ、この道は……!!