情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

漫画雑誌と読者の年齢


 id:kanoseさん経由(http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050320#comicmagazine)で知った
 

 id:cuteplusさんの所で書かれてる
 漫画誌の場合は作家や連載を丸ごと入れ替えるくらいのことをしないと、そのまま読者の年齢が上がっていってしまうんですね。」
 http://d.hatena.ne.jp/cuteplus/20050319#p1


 という話。ここで話題にされているのがビッグコミックってこともあるんですけど、本当にそうなのかしら?


 年齢層が徐々に動く雑誌と動きにくい雑誌が有るんじゃないでしょうかね。
 学年誌コロコロコミックが動かないのは当然として、俗な言い方ですが「読むのを卒業」とか「繰り上がり」しやすい雑誌とそうじゃないのがあるのかなあ、とか。
 

 で、その傾向は少年・青年誌よりも少女・女性誌に強いような。
 キーワード:別冊マーガレットの説明文にある


 読者年齢層は、同社少女誌の中では『りぼん』→『別冊マーガレット』→『Cookie』という風に繰り上がる。


 なんてのはその気分を良く表してると思うのですよ。



 その辺は、女性は漫画を読むこと自体を「卒業」しちゃうこともあるけど男性はそういうのがあまり無いのとも重なるんでしょうか。


 まあ、ここまでの話に客観的なデータってのは無いんですが。
 日本雑誌教会の読者年齢層データがあるんですけど、これは古いなあ。漫画アクションが週刊の時代ですわ。
 http://www.j-magazine.or.jp/FIPP/FIPPJ/E/flame3.htm
 どうやってデータ出してるのかも良くわかんないし。


 あと、週刊漫画TIMESなんかは「漫画誌」とは読者層が一寸外れている*1ような感じもしますしね。



 結論としては、日本雑誌教会がデータをもっとしっかり更新して、かつ過去のデータと比較できるようにしてくれればなあ、というところですが。



#ここで疑問が一つ。マガジンデータってバックナンバーは売ってないのかしら?

*1:マンサン・ゴラクは重なる部分と乖離している部分が混在しているかも?