まぁ、作者の永野護が好きなだけでしょうけどね。
註の内容は基本的に巻末の「帝国における用語集」などから。
- 「ヘッドライナー」と「ファティマ」:メンタート*1でしょうかね。
- 「アトールの巫女」:教母*2ですかねー。それまでの全ての教母の記憶を受け継ぎ伝えるものなんてまんまですね。
- 「ログナー」:ぶっちゃけると、「幾つもの時代を超えて甦る強力な剣士」というイメージはデューンにおけるダンカン・アイダホのそれに他ならないのではないかと。
- 「生命の水」:FSSではドラゴンの幼生が持っている「あらゆる願いをかなえるもの」 デューンでは砂虫の幼生をある方法で殺すことによってもたらされる(完全に近い)予知を導く薬物。ドラゴンも砂虫も荒野(砂漠)にね。
- 「ミラージュ騎士団」:サルダウカー*3のイメージと重なりますね。もっとも、皇帝の方が違うのですが。
- 「天照帝」:やっぱりポウル・アトレイデ・ムアドディブですかねー。だいぶ違いますか。そうですね。「神皇帝」と「光皇」って英語だとどっちも「God Emperor」じゃないでしょうかね。あ、「Light Emperor」ですかねー。
と、まぁまだまだあるんですけど飽きてきた。
私はリスペクト全肯定論者*4なんですが、キーワードねー。こういうのも追加してってもいいんですかねー。
#ここで疑問が一つ。アトールの巫女にはイズァローン伝説の方も影響あるかも?(モトネタが同じだけか)
*1:最高の論理計算ができるよう訓練された帝国市民の階級“人間電算機”
*2:前略 フレーメンの中において同様の“啓発”を達成した彼らの信仰的指導者にもあてはまる
*3:大王皇帝の狂信的兵士。かれらは、十一歳に達するまでに十三人中六人を殺すという兇暴な環境に育ってきた男たちである。かれらの軍隊教育は、非常さと、個人的安全に対する自殺的なまでの無関心さに重きをおいていた。かれらは幼時より、標準的武器として残虐さを使い、敵を恐怖によって弱めることを教えられてきた。宇宙における戦闘で覇をとなえたその頂点にあって、かれらの剣士としての腕はギナツの十段位に相当すると言われ、接近戦におけるかれらの狡猾きわまる能力はベネ・ゲセリットの熟練者のそれに近いとまで噂された。かれらのどのひとりもふつうのランドスラード徴募兵十名を相手にしてひけを取らなかった。シャッダム四世の治世下、その力は自身の過剰によって徐々に弱まり、かれらの戦士信仰を支えてきた神秘的魅力は冷笑的立場によって大きく衰退していった。
*4:面白けりゃなんでもいい、面白くなかったらそれはそれでいい