ネット・オタクネタを色々と取り入れる、星野茂樹×石井さだよし「解体屋ゲン」ですが、今週号でまたもtwitterを題材にしています。
一週間をユカイに生きる!・週刊漫画TIMES
一つ目の「リアル」
今回の主人公はこの青年。この青年のつぶやきに対する反応が一つ目の「リアル」なんです。
という人物の、実際に会うのではない、しかし誰かとの「つながり」を持つためのツールとしてのツィッターの使い方。
嫌な事があったときにつぶやけば、なぐさめたり、一緒に悲しんだり、励ましたりしてくれる。
生の反応が帰ってくるという「リアル」さなのです。
広報担当の、時田さんのつぶやきに曰く
今回の話、たしかにみんなに感謝の気持ちを示すって側面はあるんだけど、ツイッターで吸収したものを反映させることで、ツイッターを漫画で表現するって試みなんだけど、分かりづらかったかな?<分かりづらいわ!w
2012-03-02 20:02:53 via web
仕切り直し。これまでも『解体屋ゲン』では、ニコ動とかustreamとかを扱ってきたけど、それはあくまで素材として、取り上げただけなの。でも今回は、話全体でツイッター観を示そうとした試みなの。それがうまくいったかは別としてね。
2012-03-02 20:08:48 via web
とのこと。
なるほど、と思わせてくれます。
二つ目の「リアル」
そして、もうひとつの「リアル」はこの青年のタイムラインに現れるフォロワーさんたち。
これらのアイコンは、実在するユーザーさんのものがモデルなんですね。(変わっちゃってる人も居るけど)
とはいえ、最終ページにちゃんと
この物語はあくまでフィクションで、実在の人物、団体、企業、地名などとは一切関係ありません。
ってあるんで、誤解なきよう。
それ以外の部分にもネット関連ネタ
ついでに、twitterと関係ないお遊びも。
新聞の名前は「解体屋ゲン」ファンの漫画レビュアーさんのブログ名から
公式ページと(半)公式ツィッターも絶賛稼働中。
読もう!解体屋ゲン!
解体屋ゲン 1 危機一髪爆破解体編 (芳文社マイパルコミックス)