情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

「風間亭やんわり漫画落語傑作選」は色々入ってて、落語好きはもちろんあんま知らない人でも満足度高め。




 近所で全然売ってなかったんでアマゾンで買いました。


風間亭やんわりの漫画落語傑作選
風間亭やんわりの漫画落語傑作選

 アマゾンはなぜこういう場合にも帯を取ってしまうんだ。
 ということで帯はこんな。
 



 コミックバンチで2008年の4月から連載されている「風間亭やんわり」の中から十一作品をセレクトし、単行本化したもの。
 今回収録されているのは

  1. 寿限無
  2. たらちね
  3. だくだく
  4. 弥次郎
  5. あたま山
  6. 掛取万歳
  7. 天狗裁き
  8. 出来心
  9. おせつ徳三郎
  10. 千両みかん
  11. 芝浜

 登場するキャラクターはいつものやんわり風人物。
   


 ・・・風間やんわりの描く女性は、キモかわいいのかなんなのかよくわかんなくなる。
 というかみんな同じや、同じ!
 



 連載時についていた4コマの「マクラ」と噺のネタ説明もちゃんとついてます。
 


 が、それだけじゃない。

  • 落語用語(符丁)の解説コラム
  • 東京寄席ガイド
  • 風間やんわりと落語家の対談(インタビュー)


 も掲載されていて、落語用語になじみのない人から、インタビュー目当ての人まで楽しめるつくりになっています。
 インタビュー相手は以下の豪華ランナップ。


 各回に風間やんわりとのツーショット写真があるんで初めてご尊顔拝見したんですが、なんという好青年。
 今、ヤングマガジンコミックバンチヤングキング、フライデーと連載を多数抱える人気漫画家でその上このイケメンっぷりとは・・・。



 そうそう、買った方はカバーの下ものぞいてみてくださいな。
 といったところで今回はここまで。

蛇足

 春風亭昇太の回で


昇太:ところで、どうして落語の漫画を描こうと思ったんですか?
やんわり:実は落語家になりたいという気持ちがあったんです。「も〜なっちゃうかな!」って。でもよくよく考えてみると厳しいし……。それなら漫画を描くことで関わってみようかなと思いまして。


 こういう所でインタビュー取材してる編集者から「いやいや、そうじゃなくて」とは入らないよなあ(時事ネタ)


読んだ本

  1. 週刊漫画サンデー
  2. 隔週漫画アクション
  3. 隔週近代麻雀
  • マンサン
  • アクション
    • 出産おめでとうございます。やっぱり時間は調整してあるのね。妊娠から出産までは小規模の方でやんのかしら。>うちの妻ってどうでしょう?@福満しげゆき
    • 今回も前後編一挙掲載。レギュラー掲載陣が安定していないということではあるかもなあ。IWANEと重ねて、ちょっと複雑>走馬灯株式会社@菅原敬太
    • それにしてもひとり旅しないよなあ、この漫画。「旅先での出会い」がテーマだからいいのか>駅弁ひとり旅@櫻井寛×はやせ淳
    • 次号から「星守る犬」が3回連続掲載とのこと。
  • 近麻
    • 声が似てる、って漫画じゃわからんよなあ。いや、うん>むこうぶち@天獅子悦也。
    • 全自動卓天和といえばBIRD@青山広美だよな、やっぱり。>ムダヅモ無き改革-勃発!"神々の黄昏"大戦-@大和田秀樹
    • 動物ネタとしてはありがちだけど、もう麻雀ワンクッションなくてもいいだろコレ>アニマル雀グル@上西淳二。
    • ホント好き放題やるなあ。海も船もあんま関係ない気もするけど>ワシズ-閻魔の闘牌-@原恵一郎(協力:福本伸行)
    • 次号予告、派生作品が1雑誌に3つってどうなんだ。これはまた・・・そうですねえ、健の大阪下町少年時代を描いた「じゃりン子ケン」、熊と麻雀で戦ったりする「銀次-流れ星銀-」とかやればいいんじゃないかな。