昭和三十二年のキネマ旬報より、同年1月〜4月の封切作品一覧

• 昭和三十年代初頭の大阪・阿倍野)
• 昭和三十二年のキネマ旬報より、映画広告

　に引き続き、昭和三十二年、1957年のキネマ旬報6月上旬号より。

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• 日本映画

　★印がカラー作品。この時点だとまだまだ白黒の方が多く、比率は5:1くらい。
　気になる作品を挙げておくと、松竹の「カメラ誕生」(キヤノンカメラのPR総天然色映画)、東宝の「蜘蛛巣城」「続サザエさん」、大映の「リングの女豹」、新東宝の「明治天皇と日露大戦争」「体当り殺人狂時代」、東映の「任侠清水港」「若さま侍捕物帳シリーズ」、日活の「ジャズ娘誕生」「初場所大相撲(前半戦実況、後半戦実況、朝潮優勝の記録)」あたりでしょうか。

　
　
　
　
　
　
　

　今のアニメと同じかそれ以上の数ですね。総上映時間の合計値を考えるとどうなんだろうなあ、とか。

• 外国映画

　こちらは既にカラーが主流。1:4くらいでカラーの方が多いですかね。
　こっちで気になるのは、アメリカ映画「インカ王国の秘宝」、その他の「少女と山猫(記録映画)あたりかな」

　
　
　

　前回の抜け分。

• 「悪の世界」昭映フイルム。
  • 未ソフト化。

• 日本映材

　
　映写用のライトかな。

• 愛知木工株式会社

　
　映画館用の椅子。

　といったところで今回はここまで。
　これに関してはこれでおしまいということで。

読んだ本

1. 週刊漫画サンデー
2. 隔週イブニング
3. 隔週ヤングチャンピオン
4. 隔週漫画アクション

• マンサン
  • 新連載。なんか何処かで聞いたことのあるようなタイトルと内容ですが。トイチの金利は先払い(100万円貸すなら実際渡すのは90万円)って実際は何時頃からあった風習なんでしょう＞闇貸師@向谷匡史×神田たけ志。
  • 久々に念彼観音力出ましたな。そういや、普通の病院は手術室に斧を置いてるものなんですかねえ。＞女犯坊@坂本六有×ふくしま政美。
  • 上野から麻布は実際歩くなら13〜15kmくらい？実際企画として歩いたページ、が在るけど結構大変そう。冬じゃ無しにもっと良い季節なら歩いてみたいかも＞噺家の女房@森本サンゴ。
• イブニング
  • やっと日本で全員集合。あと、こういうのを何て言うの。少年漫画打ち切り風落ち？＞もやしもん@石川雅之。
  • あー、こういう(カード入れっぱなしとか鍵かけないとか)人結構居るんだよなあ。あと、暗証番号とパスワードは誕生日禁止を徹底した方がいいよね＞サンスパ@竹本真。
  • 読切前後編の前編。これも落語ネタですが、後編どう料理してくるか期待＞元犬@北叢鼎。
• ヤンチャン
  • いやいや、これは流石に予想不可。ブチャラティ風に言えば、「『そっちとの約束は守る』『勝負には勝つ』両方やらなくちゃならないのが勝負師のつらいところだな。覚悟はいいか？オレはできてる」ってとこですか＞凍牌@志名坂高次。
  • 読切。全1巻の単行本に載らない外伝でこんなにはっちゃけるんならもっと早く、と思ってしまいましたが。これはもうスイッチある無し関係ない。＞カノジョスイッチ外伝@荒生直也。
  • 子供爆弾はなー。プラスチック爆弾をそう見えない形にして、というのも小説や漫画で色々あるシチュエーションですな＞デンドロバテス@石渡洋司×山根章裕。
• アクション
  • なんか妙に休載多いな。
  • 新連載。大学の落研が舞台で女子大生が主役、と(作者にしても漫画としても)かなり珍しい設定。期待大＞おちけん@川島よしお。
  • 新シリーズ連載。これはちょっと・・・。80年代ノリが生かせるのは当時を舞台にした場合だと思うんですが＞まんがヌッポン昔ばなし@細井ちえ。
  • 最終回。第一部完ってなってるけど、二部あるのかなあ。＞闇鍵師@中島かずき×赤名修。
  • 新人読切その1。画太郎先生風にジュリエッタをやってみました、って感じでしょうか。絵に手間はかかってそう。勢いだけはある＞絶対守護神ヨシオ@漫兆DX。
  • 新人読切その2。人情噺としては良い感じ。高速道路で子供が落ちそう、はネタ的にギリギリな気もしますが、新人賞応募作じゃしょうがないか。いや、どうだろう＞バストラック@つるんづマリー。

今日の夕食

　散らし寿司
　あさりの味噌汁