2017年度の週刊少年漫画誌の裏表紙広告は、Cygamesだけで全体の82.8%を占めていました。
なんと、全192冊のうち、159冊がcygamesのスマホゲームの広告だったのです。
「グランブルーファンタジー」87回、「シャドウバース」68回、「プリンセスコネクト!Re:Dive」4回。
週刊少年四誌の裏表紙広告を、たった一社で80%以上出稿してたんですね。
しかも、サンデーとチャンピオンは、1号から52号まで、1年通して全ての裏表紙広告がそうでした。
(ジャンプ:37/48冊、マガジン:26/48冊、サンデー:48/48冊、チャンピオン:48/48冊)
マガジンだけは昨年実績よりも減ってるんですが、それでも半分以上。
流石にこれはもう、なんだろうなあ。
昨年が異次元とすると、今年はもう突き抜けて一巡後の世界ですわ。
2015年は31回、2016年は117回、そして今年は159回。
昨年、一昨年の記事はこちら。
- グラブルとシャドバで埋め尽くされて、Cygames占有率60.6%。2016年の週刊少年漫画雑誌の裏表紙広告をまとめてみた。
- 「グラブル」多すぎ!?2015年の週刊少年漫画雑誌の裏表紙広告をまとめてみた。
わかりやすく図にすると、こう。曜日の関係で同じ号が同じ週じゃないのに注意。
J:ジャンプ、M:マガジン、S:サンデー、C:チャンピオンで、色付けるとこうなります。
グラブルもシャドバも色々コラボしたり、キャンペーンやったり。通常広告はこんなですが
FATEに見えるけどシャドバ
カードキャプターさくらに見えるけどグラブル
などなど。
各号の広告は以下の通り。ジャンプ・マガジンとサンデー・チャンピオンは1号発売週がずれてます。
各種コラボは、コラボ先のゲームにしてあります。
サイゲームス以外で2回以上掲載されてるのは以下の3種のみ。あとは1回。
- 6回
- Albelt(自転車):6回
- 3回
- MAG TAC LED(懐中電灯)
- 2回
- ブリヂストン TB1(自転車)
偏りすぎにも程がある。
ちなみに、表4広告の料金は、ジャンプで300万円、マガジンで230万円、サンデーで130万円、チャンピオンで125万円。(いずれも基本定価)(参考:http://www.zasshi-ad.com/media/comic/boy/)
(300*37)+(230*26)+(130*48)+(125*48)=29,320。二億九千三百二十万円。におくきゅうせんさんびゃくにじゅうまんえん。
ただ、どの雑誌も昨年に比べると料金下がってるんですよね。(2016年は、ジャンプで350万円、マガジンで260万円、サンデーで150万円、チャンピオンで145万円。)
なので、冊数増えた割にはお値段そんな高くなってないのか。
これ以上増やすのは可能なのかなあ。
ジャンプやマガジンは、自雑誌作品タイアップキャンペーンとかそういうので取られちゃうのがあるから流石にこれ以上は無い…のか?
といった所で今回はここまで。