今年も黒髪ロングの日*1がやってきました。
ということで、黒髪ロング祭2011参加記事。(募集記事>http://d.hatena.ne.jp/mercury-c/20110815/1313402432)
色んな物語に黒髪ロングなキャラは数多かれど、その歴史はどこから始まったのか。
平安時代の美人の条件が、色白ふっくら長い髪、戦国時代から江戸時代まで、高貴な女性は長い艶のある髪を誇っていたということもあり、日本での歴史は相当古いということになるでしょう。
じゃあ、漫画だとどうなのか。
とはいえ「漫画」全部だとちょっと範囲が広くてわからない*2ので、週刊少年漫画雑誌に限定するとどうなのか。
ということで、
で調べてみました。
週刊少年マガジン
「天兵童子」の、ちひろさんだと思われます。
1959年作品、原作:吉川英治、脚色:椎名龍治、漫画:矢野ひろし。
創刊2号目からの連載作品*4で、前田製菓提供の同タイトルTV時代劇のコミカライズ。
週刊少年サンデー
不明。
すいません、分かりません。創刊から10年の範囲内にいないんだこれが。
「海の王子」の妹とかも短いししばってるし、手塚漫画には居ないし。
石ノ森作品だとロングは居てもベタじゃないし、赤塚作品もショートが多いし。
あえて言えば、白土三平「サスケ」のカスミお姉ちゃんだと思います。
1968年のリメイク版。
シーンによって微妙に長さ変わるけど、それなりに長い。
オリジナル作品だと、福本和也×江波譲二「泥んこ球場」のみどり姉ちゃんが出てきますが、これは1969年。
最初、って言うには弱そう。誰か分かる方居たら教えてください。
少年ジャンプ
「ハレンチ学園」の、十兵衛こと柳生みつ子でしょう。
1969年作品、永井豪。
読切掲載・連載開始は1968年なのですが、1968年中には登場してなくて、そもそも名前が呼ばれてなかったり(この2話くらい前で始めて「柳生さん」「十兵衛」と呼ばれてる)で、キャラクターとして確立したのが1969年になってからってことでこの年としています。
ということで
雑誌の歴史が連綿と続く中で、様々な黒髪ロングな女性達が誌面を彩っていた事は間違いないでしょう。
今も昔も、その歴史のどこかに自分にとってグっとくるヒロインがいたら、いいですよね。
といった所で今回はここまで。