今週の週刊漫画ゴラクに掲載された村生ミオ「SとM」はオヤジギャグを具現化するとこうなるよ、をひどい方向に究極化しすぎてた。
コンドームのお口装着シーンのイメージがこれ。
コンドル、コンドロイチン、コンドミニアム、テコンドー、近藤勇、マッチと書いたマッチ箱。
最後のネタだけは読者がヤングなこのブログではギリギリくらい?
タレントの近藤真彦が「マッチ」と呼ばれた事と「コンドーム」のコンドーさんをかけているというものなんです。
たたみかけるようにして「独身貴族」「合唱部」のどっちのネタもまたひどい。
つーかね男性自身を「愚息」って言葉であらわすのがもうね、最高ですよ。
余談その1
「オヤジギャグ」という言葉があります。
主に駄洒落やベタな冗談、セクハラ表現を伴うものをそう呼んで、どちらかと言えば卑下の対象になったりするものですね。
そういう「ギャグ」とは別に、単語や用例として加齢臭というか昭和臭というかそういうのが出てくる単語や語彙というのがあるのですが、ある世代以上にしか受け入れらないんじゃあないかな、とも思います。
そもそも、コンドームを「コンドーさん」って呼ぶ文化って今残ってるのか?
呼び方として、「サック」「スキン」「今度産む」「明るい家族計画」なんてのがあるけど、どれも世代方言というか今ではあんま言わない気がします。
そういう言葉を分かっているのがゴラク読者なのかもしれませんが・・・
ふと思いついたので書いておく。
ここで、コンドームが登場する。
彼は気がくるっていた。
物心ついて以来、自らの出自は愛する二人の絆を深めるものだと聞かされていたが、刹那的快楽のためにこそ存在するということを知ったときに彼は狂った。
しかし、端から見た彼は完全に正気であった。望まない妊娠を防ぎ、性病を予防し、快楽のために奉仕する。それは彼に望まれた通りの仕事ぶりであった。
ただ、自らの体に密かに傷をつけることがあったのである。
その事実は使用者でなければ知ることが出来ず、それ故に外部に知られることは無かった。
結果をもたらしたものはコンドームではなく、自らの不注意か、その行為の相手が密かに望んでそうしたからだと思われたからである。
といったところで本日はここまで。