情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明


漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

今週読んだ本

  • 遺す言葉、その他の短篇
    • SFよりも、異色作家短編集に近い感じ。複数の軸でズレてるんだけど、結果としてまとまってる、というか。
  • 世界の涯の物語
    • こっちは幻想小説集。ファンタジー幻想小説の明確な区別ってのははっきりしないんですが、物語性というかその辺の差なんでしょうかねえ。
  • アーサー・サヴィル卿の犯罪
    • バベルの図書館の6。「カンタヴィルの幽霊」は幽霊コントみたいだ。「幸福な王子」のツバメが居残った動機ってこんなだったっけ。すっかり忘れてた。
  • 大きな扉 小さな鍵
    • もう25巻ですか。アキレスと亀とまでは言いませんが、巻数が進むほどに1冊で経過する時間が短くなって行ってるかな。しかしこの巻は見所多かった。
  • 米朝座談1
    • 講談の太閤記って三六〇席もあるのか*1。丸1年ってのは聞いてみたい様なそうでもないような。速記が収録されている「島巡り」はガリバー旅行記を基に作られたのだと思うのだけど、日本に紹介されたのは何時頃なんでしょうかねえ。
  • 味覚の巨匠 エスコフィエ
    • ちょっと確認するだけのつもりがついつい。料理人は短命な人が多いという印象があるんだけど、この方はかなり長生き*2してるんだよなあ。


遺す言葉、その他の短篇 (海外SFノヴェルズ) 世界の涯の物語 (河出文庫) アーサー・サヴィル卿の犯罪 表紙 マリア様がみてる―大きな扉 小さな鍵 (コバルト文庫) 桂米朝座談〈1〉 味覚の巨匠 エスコフィエ



#幻想小説では、無理に説明を付けないでその物語のあるがままに、というか。空気、雰囲気重視の・・・っていうとまたなにか違う話題に派生してしまうんですが。

*1:P32

*2:89歳で没している