先週の前編に続いて、今週は後編が掲載されました。
前編>週刊漫画TIMESの「解体屋ゲン」で、ゲーム『モンケン』とのコラボ編が開始。TGSともリアルタイムリンク。
前回の引きより:実物のモンケンを見て、動かす為には15万円ほど掛かる、そうゲンさんに言われたチーム「モンケン」。TOKIOゲームショー終了後彼らが取った行動とは。
「ゲーム業界の重鎮」達が選んだ方法とは・・・。
バイト。
いやまあ、演劇でも漫才でも歌手でも漫画家でもミュージシャンでも、目標のためにバイトで稼ぐというのはあるんだけどさ。
安易に、自分の持ち物や送呈されたゲーム類を売るとかじゃあないのは好感度高いですね。
ということでどうにか資金を貯め、実物を体感し、盛り上がりまくり。
子供の様に純粋なワクワク心と、実行力の複合が凄いのです。
圧巻デストローイ!
魂に刻まれます。
そして、彼らの目標とは何なのか。
温泉にて問われたゲンさんのこんな疑問に対しての答えとは。
なあ、あんたたちはゲーム業界をぶっ壊そうとしてるのか?
壊す?とんでもない
むしろ 新しいゲームの作り方を模索してるんです
そう、ここから始まる未来は
可能性に満ち溢れてるんですよ!
現代の(広義のコンピュータ)ゲームは、その環境は多岐にわたっています。
ゲームセンターの専用筐体、家庭用据え置きゲーム機、携帯ゲーム機、PCゲーム、スマフォゲーム、iアプリ、ブラウザゲーム、etc...。
しかし、基本的には会社単位で作成・発表されていたものが多いでしょう。
今までは、どんな作り方や思想から出来てきたものかという過程は考慮の対象外だったかもしれません。
しかし、資金集めの段階から全てオープンにし、「こういうものが楽しいと俺たちは思ってる。どうよ!」「こうしたら面白そうだからやってみたよ。どうよ!」という積み重ねをも魅せていく。
遊ぶ側としては「楽しい」ゲームを作ってくれることに期待したいもの。
そこまで考えてのチーム「モンケン」なのかも知れませんね。
農作物や畜産加工物の、ファーマーズマーケット・直販取引やスローフード運動と似てる部分があるかもしれないな。
生産者の「顔」が見える、多少割高でもそれが生産者に還元され、次回の生産物の質の向上に繋がる。
もちろん、既存の大規模農業等とは、顧客の住み分けがあるというのはわかった上でそれを選択していくんですが、作り手や受け手がが、既に飢えない環境にある上で、より高い理想を求めた結果として辿り付くというの何かも含め。
よりよい、生産者と消費者の関係と、製品の質(顧客満足度)の向上、資金の循環、などを考えていく上で、風穴は開くかも。
といった所で今回はここまで。
読もう!解体屋ゲン!
完成を待とう!モンケン!