今週読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

失われし一族
- ヴァルデマールの風第二部。「女王の矢」三部作の方はこのまんまほっとかれるんだろうか。目的の為に種族を超えて集まる人(?)々というのは、マップスのさまよえる星人あたりを思い出したり。
血は冷たく流れる
- これに納められている『針』も、「殺すのに名前が必要な死神の道具」ということで、DEATH NOTE@大場つぐみ×小畑健のモトネタのうち一つですよね、多分。
ロボットの旅
- 著者名表記はスタニス『ラ』フ・レムになってます。民話的落語的大法螺的滑稽譚的股旅物的短編集。
多元宇宙SOS
- 真鍋博の挿画がとても良い味を出してる。本来は「多元宇宙の帝国」の続編なんだけど訳出されたのはこっちが先。
イタルバーに死す
- *1技術が優れた別の種族って設定だったら納得するのに、超能力・神・超越者的ネタをSFに導入した時は、なんかイカサマっぽく感じるのはなぜだろうか。面白いんですがね。

*1:虚空の遺産@エドモント・ハミルトンのように