情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明


漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

今週読んだ本

  • ディナーで殺人を
    • 食事・料理関連ミステリー短編集。「若鶏のバナナ風味ココット煮」の風味付けは、そのものを使うのではなくバナナリキュールなのかもしれない。
  • ブルゴーニュの食卓から
    • 「若鶏のココット煮」=「プレ・アン・ココット」(poulet en cocotte)のレシピ絡みで出してきたけど、面白いな、やっぱり。しかし、この本に書かれてるのって第二次世界大戦前のことなんですね。
  • わが酒の賛歌うた
    • ブルゴーニュ→ワインという単純な連想。ワインだけが書かれてるわけではありませんが。結局、日本に運ばれてきてる物だけ飲んでてもこの境地には辿り着かないんじゃないんですかねえ。
  • ドリームチーム
    • とある弁護士さんが、日本では「検察には、被告人に有利な証拠を握りつぶす権限が事実上認められており、検察はしばしばこれを行使する」と書いてたので、(フィクションですが)アメリカの法廷モノだと随分違ったように書かれてた筈、と思ったんで。証人や証拠を弁護側がどんどん集めるってのは日本じゃ無いんですかね。そもそも陪審員方式じゃないし違って当然か、等とも。


ディナーで殺人を〈上〉 (創元推理文庫)ディナーで殺人を〈下〉 (創元推理文庫) ブルゴーニュの食卓から 表紙 わが酒の賛歌 表紙 ドリームチーム弁護団 (講談社文庫)



#結局、弁護側も検察側も自分に有利な証拠以外は敢えて法廷に出す必要がなく、相手方の出した証拠や証人に対して反対尋問や討論は可能ってことかな。それを「握りつぶす」と言うのならば、アメリカでもそうは言えそうです。