上に書いたことも嘘ではないのだけれども、かなり恣意的に情報を取捨選択した結果でして。
以下には重要なネタバレを含むので、見たくない人は見ないように。
って言っても30年前に出版された、現在絶版の本なんですが。
- 原題をそのまま訳すなら、「おじさんの新型飛行機が飛んだ」。
- ジョニイは13歳。ジャイロにあたる人物がいるとすれば叔父のポール・ラングル。
- 住んでいる場所はアメリカのワイオミング。
- 馬の事故で足が上手く動かないが、それは心理的なもの。(要するにクララです)
- 車椅子に乗ってるシーンもあるが、松葉杖を使ってることの方が多い。
- 物語の舞台は主にフランスのサンシャマン*1。
- よい接骨医がフランスにいるのでそこに治療を受けにいくことに。
- 歩けたのでおじさんが住んでいる場所(サンシャマン)に行き、飛行機作りを手伝うことに。
- そこで出てくるのが物語のキーのうち一つ。原題にも出てくるジョニイのおじが発明した飛行機。
- 敵(?)はナチスドイツの残党(のわりになんかセコイ)で、正体を隠してる。
- そいつらに追っかけられて、逃げるためにジョニイが飛行機を操縦し、飛ぶ(これが原題の由来か)
- 悪党の正体をあばき、一躍、街のヒーローに。
- アメリカに帰ってめでたしめでたし。
奇妙な冒険って言ったって、吸血鬼も石仮面も究極生物もスタンドも出てこない。
と、まぁ、本当にタイトルと名前以外は類似性皆無なわけで。
荒木飛呂彦氏は1960年6月7日生まれなので、この本が発行された時点で中二〜中三くらいですか。
読んでても不思議ではないですが、確証は無い、ってとこですかね。
*1:どこかは分かりません。架空の街か?