情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

講談社「モーニング」(漫画雑誌)も、写真グラビアを載せていた事がある、という話(1983年)


 講談社のモーニングは、今年で創刊35周年。
 ということで、色々企画をやってたり。先月からは「モーニングを作った漫画たち」というのをコージィ城倉が描いてます。
 第一話へのリンク>http://www.moae.jp/comic/makingofmorning/1?_ga=1.3281072.1211908678.1405890998


 面白いんだコレが。


 で、以前、創刊2年目、1983年の2号を入手してたのを思い出してめくってみてました。通巻10号目。まだ隔週ですね。

 表紙
 


 目次
 

 そう、この1983年2号には、藤子・F・不二雄の「殺され屋」が掲載されてます。
 


 やっと本題。この号、巻頭に「Apa-Apa」と題されたシリーズとして山下久美子のグラビアが載ってたんですね。
 目次拡大
 


 山下久美子
 


 モーニングは他の週刊青年誌と違って、グラビアのイメージがなかったのでちょい驚き。
 前述のでも、「島耕作」や「What'sマイケル」が始まってから部数が伸びて軌道に乗った、みたいに書かれてたので、迷走期だったんだなあと。


 何時から何時まで、誰が出てたのかを、国会図書館に行ったついでに調べてみたところ、こんな風。


タレントなど
19831岡崎聡子
19832山下久美子
19833中森明菜
19834阿川泰子
19835西脇美智子
19836斉藤慶子
この間なし
198312フリオ・イグレシアスVS杉良太郎
198313風間杜夫
198314高樹澪
198315小森みちこ
198316田中美佐子
198317小林聡美
198318美女と豚inバリ島
198319純潔的美人群バリ




 1号から7号までと、12号〜19号の2期に分かれてました。
 前期の方では女性芸能人がメインで撮りおろしらしいのですが、後期の方は、企画っぽいのから外国で撮って来てあったのを出しただけっぽいのまで混在。


 色々やってみてた、けど雑誌カラー的に合わなかったのかなあ、というのが分かりました。
 1984年になると、What'sマイケルがヒット、シマコーの毎号連載、クッキングパパが開始、と漫画で伸びたので、それ以降はこういうのは無かったのかなあと思われます。


 といったところで今回はここまで。

新装版 What’s Michael?(1) (講談社漫画文庫) ああ播磨灘(1) (モーニングコミックス) オフィス北極星(1) (モーニングコミックス)