情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
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「アワーズGH」宣伝小冊子の奥付がちょっと珍しかった(少年画報社、2013年)



 これは、月刊ヤングキングアワーズGHに変わるっていう時に配られた宣伝小冊子(非売品)。


 表 裏


 各作品2P見開きで、宣伝的なイラストとかショート漫画とかコメントが掲載されてました。
  


 こういうの向けに描かれたのって、特典ペーパーとかと一緒で単行本には入らなかったり、ロストしちゃって、後追いのファンとかには辛いんだよなあ。
 (森薫拾遺集は、ホント特殊な例外としか言い様が無い)


 で、この冊子の奥付はこんなでした。
 


 普通の少年画報社の漫画単行本フォーマットと一見同じ。


 通常例として、これは鈴木小波「出落ちガール」のもの。
 


 なのですが、下の方にある注意書きがなんか違う。

 


 造本には充分注意しておりますが、落丁・乱丁(本のページの抜け落ちや順序の間違い)や印刷不良の場合は頒布物という事でご容赦いただければ幸いです


 と、あたりまえっぽい事言ってるような、でもなんだろうってな細かい遊びを入れて来てます。
 ISBNも「000-0-00000-00000-0」と印刷見本みたいなのになってます。
 (ちなみに、冊子中にページノンブルが無いので本当に乱丁があってたら絵のズレでしかわからないんだけどね)



 最上部のコミック通しナンバーも00GHに。
 



 裏表紙のバーコード部分も、ISBN,雑誌コード、定価とゼロ埋め。
 



 昨今は、漫画のためし読み冊子も色々と書店店頭にあったりするので、この辺にも注目してみてはいかがでしょうか。
 あと、売ってる店が少ない気もするけど、面白い作品多いよ、アワーズGH


 といった所で今回はここまで。