情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

週刊少年サンデーからグラビア表紙が減っているのは、電子配信開始の布石かもしれない



 今年度になってから、いや、昨年の10月ぐらいから、週刊少年サンデーの表紙ではグラビア比率が随分と下がっています。


 今年は現在発売中の33号までの30冊中、6/30しかグラビア表紙がありません。
 昨年は、同号までだと20/30、通年だと28/48、がグラビア表紙だったのですから、半分以下のペース。


 表に示すとこうなります。
 名前が入ってるところは、タレントのグラビア表紙。(合併号休)は、前号との合併号で休み。-は漫画が表紙。


号数2012年2013年
1新垣結衣武井咲
2--
3AKB48(合併号休)
4(合併号休)柏木由紀
5川澄奈穂美(合併号休)
6(合併号休)-
7篠崎愛-
89nine-
9剛力彩芽-
10高橋みなみ-
11小池里奈-
12佐々木希大島優子高橋みなみ
13-吉本美憂
14--
15--
16川島海荷-
17川口春奈-
18桐谷美玲-
19--
20--
21AKB48-
22(合併号休)(合併号休)
23前田敦子-
24宮澤佐江剛力彩芽
25逢沢りな-
26--
27吉木りさ-
28小野恵令奈-
29--
30-篠崎愛
31前田敦子-
32柏木由紀-
33--
34トリンドル玲奈
35篠崎愛
36AKB48
37(合併号休)
38SKE48NMB48HKT48
39鈴木愛理矢島舞美
40-
41乃木坂46
42有村架純
43-
44-
45-
46-
47-
48渡辺麻友
49-
50-
51-
52-




 参考記事:

 


 これは、何か理由があるのかと考えてみると、電子配信の布石なんじゃあないかと考えられるのです。


 グラビア表紙をそのまま配信するのって、権利的や期間処理で色々大変そう。

 例えば、ジャニーズ事務所が表紙になると、小学館でもWEB上では黒塗り。


 他事務所のアイドルの場合でも、紙のものとネット配信じゃあ契約形態やお金の差とか色々あるんじゃあないかと。
 そういう所を変えるとなると「そのまま配信」が出来ないのです。


 そういえば、マガジンが50周年時に表紙コレクションを出した時も「漫画表紙コレクション」は出たものの、漫画表紙ではない、実写グラビア系のまとめは出版されませんでした。

 参考記事:

 現在、週刊漫画雑誌でそのまま電子配信してるのは、講談社のモーニング(Dモーニング | 週刊マンガ雑誌「モーニング」の最新号が読める!)がありますね。
 こちらは、もともとグラビアの無い雑誌なのでそういう問題はなし。
 あれ、でも配信対象外の「バガボンド」や「BILLY BAT」が表紙のときはどうしてるんだろう。差し替えてる?


 ジャンプも1号だけ配信されてますが、こっちもグラビアは使ってないので問題なしでしょう。

 参考記事:


 まあ、実際はどうだかわかんないですけどね。
 「爆サン」キャンペーンの最後の隠し玉としてなんかあってもおかしくはないかなー、とも思えたり。


 といったところで今回はここまで。