情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

「東映まんがまつり」(1988年夏)のパンフレットを発掘した。懐かしすぎる。




 公開日が1988年7月9日で、昭和最後の「東映まんがまつり」だったんですね。
 特定の年代の人はすげー懐かしいだろうけど、そうでない人にはなんじゃこりゃ、な一冊。


  


 上映作品はこの4本立て。ドラゴンボールじゃなくてビックリマンが筆頭なんですね。


  
  



 (c)表記では、「ゆでたまごバードスタジオ/石森プロ・LAD・集英社・NTV・フジテレビ・毎日放送NAS東映動画東映」、と11個も併記される混在っぷり。



 どの作品も、劇場用オリジナル設定。再編集とかではないんですね。


 ビックリマンは見開きでどーんと紹介。
 


 「黎元老守」とかそういえばそんなんも居たっけね。
 



 ドラゴンボールチャオズが「ミーファン帝国」の皇帝になってて、レッドリボン軍とか色々混じってる。
 



 ラーメンマンは「黒色魔王」とか、誰が考えたんだそのネーミング。
 


 また、どの作品も物語のあらすじ紹介的なのが載ってるんですが、結末まで全部書いてあるのね。



 


 天地球を後にしたヘッドロココたちは、次界の出口をもとめてふたたび旅立った。天地球での出来事を胸に秘めて・・・・・・。


 


 黄黄も見つかり、ミーファン帝国に平和が甦った。


 


 ラーメンマンの勝利だ!(おわり)


 


 仮面ライダーブラックの活躍で夕張に平和がもどった。ありがとう仮面ライダー


 劇場で公開してもビデオ化とかなかなかされなかった頃、かつ、子供向けだからその辺配慮されていたって事でしょう。



広告


 広告は、小学館集英社BANDAIの3社。



 表2広告はビックリマン。「最新15弾」という表記があるので、まさにブーム真っ最中だという事がわかります。
 


 表3広告は少年ジャンプ。創刊20周年記念プレゼントの告知。シャープペンシル、テレホンカード、エンブレム時計など。今これらが出てきたらかなり高値になるのでは。
 



 表4広告は仮面ライダーBLACK関連商品。一番高価な商品が「乗用バトルホッパー」で9800円。変身ベルトは1300円、2500円、4500円の3タイプ。現在の様に外付けオプションが無いのを考えると良心的なお値段かも。
 


 今って、こうして複数作品混在での劇場公開って無いですよね。(特撮で少しある?)
 TVの放送局の都合もあれば、出版社の都合もアニメ制作会社の都合もあるでしょうけど、やっぱり難しいでしょうねえ。


 といった所で今回はここまで。