情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明


漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

「WEB移籍」した作品って読んでる?あるいは、何故WEB連載は読み辛いのか考える。



 ビジネスジャンプは今日発売されたのが最終号。
 そこに掲載された告知によると、幾つかの作品はグランドジャンプHPでのでWEB連載になるとのこと。


 WEB連載、WEB移籍って最近は結構多くの雑誌でやってますね。実例は後ろのほうに。


 ただ、自分はこういうWEBに移籍したのってなーんか読んでないんですわ。
 というか、読み辛い。
 何でだろう、と考えてみると

  • ページめくりが重くて読むのに時間かかる
  • 何時更新されてるか追うのがめんどくさい
  • 読める期間が限定されてたりする
  • PCの画面だと読み難い
  • 独自プラグインがウザい(クリップボード監視かなんかやってて、裏で開いてると他の作業できない)
  • PCで、ネット繋がってる環境だと他の事やっちゃう


 こうしてみると、読む側の自分の問題が大きい・・・かも。


 とはいえ、使ってるPCと回線速度に依存する部分もあって、ADSLとノートPCという組み合わせの環境でなかったらもっと読みやすいかも。
 それでも紙をめくる速さとは全然違うし読み飛ばせないし、作品間移動も不便なんですよね。
 自分が漫画雑誌を読む場合、週刊少年誌なら100Pを3分強位*1のスローペースなのですが、WEB掲載作品だと20ページ読むのに2〜3分は掛ってしまうんで、うざったい。


 他の作業をやれない、ってのと他の事をやっちゃう、ってのは矛盾なんだけど、雑誌は電車の中で他の事し難い時に読めるんですよ。
 あ、そうか、スマフォで読んだりするなら問題にならないかも知れない。
 読めるのかわかんないけど。


 あと、

  • バックナンバー読めないので一度飛ばしちゃうともう読む気なくす
  • 単行本待ちなら読まなくてもいいや


 てな場合もあります。
 雑誌だと、買って積んでおくとか、買い逃したのを後からどうにかってのも可能なんですけどねえ。
 あと、店頭で発売日に見かけて読むとか、数作品だけ立ち読みで後は単行本、なんてな人だと載ってないならいいや、と読まなくなることもあるのかな。


 また、誌面であんま人気が無かったから単行本分溜まるまで追いやっとけ、みたいなイメージがあるのも良くないのかもしれない。
 そうじゃないにしても、原稿落とすのが常態化したために締め切りのゆるい(印刷所なんかに迷惑のかからない)WEB連載、なんてこともあんのかなあ、とか、
 いつ最終回を迎えたのかわかんないうちに終わってたりもするし。


 てなわけで、「WEB移籍」した作品って読んでる?ってな疑問が出てくるんですよ。


 自分は「読んでない」です。



WEB連載やってる漫画雑誌の例


 コラムとかじゃなくて、漫画の試し読みじゃあない「連載」があるのは


 など。こうしてみると集英社は多いなあ。


 もちろん、WEBでのみ展開してるのや、非漫画雑誌もあって、

 では、ハーレクイン(WEBオリジナル)、週刊プレイボーイ(雑誌からの移籍)、コミックブラッド(WEBオリジナル)、FLEXコミックネクスト(WEBオリジナル)、コミックマンガ王+YA(携帯配信作品) なんかの作品を配信してるし、


 紙の雑誌からWEBでの電子出版に切り替えた

 なんかもあります。


 読者の絶対数がよくわからんし、単行本もどうなんだろう・・・。
 個人ブログ発などではなく、出版社によるWEB連載からでのヒット作の例は、アニメにもなった「ヒャッコ*2や、「東京都北区赤羽*3とかですかねえ。


 ヒャッコ 1巻 Flex Comix 東京都北区赤羽 7 (GAコミックススペシャル) 




 といった所で今回はここまで。

*1:記事とか読まないでも400Pちょいの週刊少年誌に12〜15分かかる

*2:これも掲載がかなり不定期ですが・・・

*3:これはケータイコミックか