東京スポーツ新聞社から1983年に出た本なんですが、これ、どこまでホントでどこから駄法螺なのかまったく分からりません。
眺めてるだけで楽しい。
プロレスの変則試合形式を、6分類、50形式紹介。
以下の様になってます。
はて、「〜マッチ」と「〜デスマッチ」の区分基準ってなんだろう。
死ぬまで過激に
- バンクハウス・マッチ
- 金網デスマッチ
- ランバー・ジャック・デスマッチ
- メキシコ・デスマッチ
- ヒルビリー・マッチ
- 鉄条網マッチ
- オイル・デスマッチ
- ブラス・ナックル・マッチ
- ノーレフェリー・マッチ
- ネール・デスマッチ
最近でもこの辺やってる団体あるのかしら。
「ヒルビリー・マッチ」は場外乱闘というか、会場内全てが試合場になるもの。
「オイルデスマッチ」って、今風に言えば「ぬるぬるローションファイト」だろうか。
凶器で決着を
- ドラゴン・シ・マッチ
- テキサス・ブルロープ・マッチ
- チェーン・デスマッチ
- 革ひもデスマッチ
- 鞭マッチ
- フットボール・ヘルメット・リーガル・マッチ
- 忍者・マッチ
- 剣道・マッチ
忍者とか剣道はアメリカでやってたらしいです。
「ドラゴン・シ・マッチ」は竹刀で殴りあう試合。「剣道マッチ」との差はリング内の竹刀が2本か1本か。
うーむ。なんだそれ。
マットだけがリングじゃない
- ジャングルジム・マッチ
- スカイ・ハイ・デスマッチ
- マディ・デスマッチ
- ポンド・マッチ
- プール・マッチ
- ノーロープ・デスマッチ
- スノー・デスマッチ
- サンド・デスマッチ
これは名前そのままですね。ジャングルジム、高い足場、泥、池、プール、ロープ無し、雪、砂。
どこの超人プロレスだよ、ってのが多いです。
逆か。あっちが実在のをネタにしてるのか。
負けたらみじめ〜
- 覆面はぎ・マッチ
- バスタオル・マッチ
- ヘア・ベント・マッチ
- ウイザー・スーツ・マッチ
- ルーザー・リーブ・タウン・マッチ
- ペインティング・マッチ
この辺もショー要素が強いかなあ。
「ウィザー・スーツ・マッチ」は、負けたほうがイタチのきぐるみを着る罰ゲームをする試合、だそうだが意味がわからん。
「バスタオル・マッチ」は負けたほうが風呂桶に裸で入るんだそうな。
みんなでかかって来い!
- バウンティ・マッチ
- イリミネーション・マッチ
- テキサス・トルネード・マッチ
- メキシカン・キャプテン・フォール・マッチ
- 2リング・マッチ
- ハンディキャップ・マッチ
見る方も大忙しなのがこの辺らしい。
「バウンティ・マッチ」では、現金つかみ取り、みたいな形式もあるとか。
まだまだ面白い
- 異種格闘技
- ライト・アウト・マッチ
- ダークネス・マッチ
- ミックスド・マッチ
- ハンカチーフ・マッチ
- スラム・レスリング
- ラウンド制マッチ
- 多本数マッチ
- アーム・レスリング
- 柔道ジャケット・マッチ
- タキシード・マッチ
- ポーズ・ダウン・マッチ
「ダークネスマッチ」は罰ゲームかコントだろこれもう。
「柔道ジャケット」や「タキシード」はもはやプロレスの意味が薄いし、「アームレスリング」は本当に腕相撲だそうな。
マッチがゲシュタルト崩壊してきたよ。
ショービジネスって大変ですねえ・・・。
といった所で今回はここまで。
Amazonでは1円〜なので、なんかのついでに興味を持ったら、って程度の本です。
プロレスおもしろマッチ50―世界中の変形試合が全員集合