情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明


漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

読んだ本 週刊少年マガジン 1977年44号(10月28日号)




 


 週刊少年マガジン1977年44号(10月28日号)。1980/10/1発売。
 定価170円、平綴じ332ページ。


 「翔んだカップル」TVドラマ化ということで、表紙&巻頭グラビア。
 

 


 執筆陣中、現在マガジン系で連載持ってる作家は柳沢きみお*1のみ。
 講談社系で仕事してるってのも、ちばてつや小林まことくらいかな?
 
 

 

 話数・サブタイトルは無いのが多く、いこうぜ球人、ツッパリ刑事彦の2作品だけに存在。
 釣りキチ三平は章タイトルがある。


 作品ジャンルで言えば、今のマガジンに無いのはゴルフ・柔道くらいか?

  • マガジン
    • すれちがいラブコメのベタ展開。結構変形コマ使ってるなあ>翔んだカップル@柳沢きみお
    • 最初の掛けゴルフ。太陽がまだまだ悪人っぽいのと、柱にゴルフ用語の解説がすげー多い。>あした天気になあれ@ちばてつや
    • 第14章茜屋流小鷹網。投網は数回やらせてもらったことがありますが、難しいもんです。>釣りキチ三平@矢口高雄
    • これもラブコメ。すれちがいってのは基本なんですかね。今と作画に差がありすぎる。>胸さわぎの放課後@村生ミオ
    • プロレスラーんなって、まだ成海が新東京プロでリングで紹介、って回。いい引きかただなあ。>1・2の三四郎@小林まこと
    • 勝利!サッカーの場合ってライン上はそう判定するんですね。もとはし先生は今何してんですかね>微笑キックオフ@もとはしまさひで
    • これは結構なトンデモテニス漫画だな。ネットこえた直後に落下するので相手は打てない・・・あれ、テニスの王子様でこんなんあったっけ>ビッグショット@北斗たかし×本山一城
    • 作者名が「河口ジン子と白バラのお兄さまたち」になってる。ラブコメギャグ展開をネタにしたパロディ回ですね>愛しのボッチャー@河口仁@。
    • 柔道漫画。試合に勝利。妹のパンチラは誰得なんだろうこれ。>大の字が行く@岡本まさあき
    • 第三十八話。作画の服部かずみは、この作品の後、チャンピオンでの「セパハン」とか「原宿こぶし組」のが有名かな。正統派野球漫画ですな>いこうぜ!!球人@神保史郎×服部かずみ。
    • ボクシング漫画。ライバルの試合をちゃんと描いてるんだな、このあたりだと>タフネス大地@大和田夏希。
    • 全裸描写が唯一あるが、エロさは感じない。話の展開的に禊だからですかね>初恋物語@梶原一騎×小野新二
    • 第70話。沼よしのぶもこの後チャンピオンに行ったんだな。この作品なんかは「マカロニほうれん荘」の影響がまだまだ残ってるけど>ツッパリ刑事彦@沼よしのぶ
    • 日本征服とかなんだろうこれ。現在の作品だとBLOODY MONDAYなんかに近い・・・の?>バトル3@こぎと進×土家すみれ。
    • 剣道勝負。この作品は完全版とかでも結局良く分からないままなんだよね。手天童子が収束した螺旋なのに対して、発散した螺旋とでも言うべきか>凄ノ王@永井豪


 1・2の三四郎は2色カラー。
 



 村生ミオは今の絵柄と違いすぎるような、面影くらいはあるような。
 今こそグランドスラムのために週刊少年サンデーが招聘すべきですよ。
 



 表3広告は、家庭用インベーダーゲーム「テレビベーダー」\16,500。
 喫茶店で100円玉つぎ込むよりは安い?
 



 表4広告はHANG TENっていうファッション系。今でもバリバリなメーカーです。
 


 といったところで今回はここまで。