前回までのあらすじ
- ウルトラジャンプ編集部の言葉狩りから端を発したトラブルにより、木城ゆきと「銃夢Last Order」は当分休載、連載再開未定とのこと。
- 木城ゆきと「銃夢Last Order」は、講談社イブニングへ移籍の可能性も。
文中は敬称略。
- ウルジャン編集部:新装版の中にある“発狂”という言葉が統合失調症を連想させるので、別の言葉に直してほしい。24時間以内に決めて。
- 木城ゆきと:「あとから追加で修正箇所を増やすことはしない」なら仕方ないからいいよ。
- ウルジャン編集部:じゃあその線で、3箇所修正ね。
- 木城ゆきと:ところで、銃夢LOにも同様の言葉あるんだけどいいの?
- ウルジャン編集部:そっちはそのままでいいや。理由?大体のフィーリング。
- 木城ゆきと:そんな適当なんならもういい。最終和解案出すから飲むか決めて。駄目なら他の出版社、イブニングに行くわ。
- イブニング編集部:集英社と話がついたらいいよー。
- ウルジャン編集部:和解案は法務部と話し合ってみる。←前回はここまで
作者ブログに続報が出てます。
2010/08/27
新・きまぐれゆきと帳: 報告4
集英社との最終和解案は却下されたもよう。
2010/08/30
修正の撤回はダメでした。で終わり。
ウルジャン編集部の人達のほか、初顔合わせとなる第四編集部(ウルジャン・ヤンジャンなどの青年誌部門)の部長という人が出てきて、連載を続けるよう慰留されました。
新・きまぐれゆきと帳: 報告5
2010/08/31
新・きまぐれゆきと帳: 報告6。
念のために僕の既刊作品を講談社の法務部を交えて精査してもらい、最終的に問題なしということになったら、正式にイブニングに移籍して銃夢LO連載再開にする、という方向になりました。
イブニング編集長の考えでは、過去20年間発行してクレームがなかったのだから、問題はないでしょう、ということでした。
ということで、ウルトラジャンプでの連載復帰はなさそう・・・。
ZOTT決勝戦も大詰めだってのになあ。
新装版は今3巻(帯には荒木飛呂彦の推薦文付)まで出てるんですが、4巻から講談社ってことになるのか、1巻から出しなおすのか。
Last Orderの方も「軍鶏」みたく途中からの刊行になんのか、どっちだろう。
海外のとか、集英社経由で翻訳版権出してるのも多いだろうし、ホントどうすんでしょ。