たまには漫画じゃない本の話もしておきます。
去年「読んだ」であって、去年発行されたものとは限りません。
- ゴーレム (アルフレッド・ベスター)
- 楽譜や絵がいきなり挿入されるような視覚に訴える実験小説的手法と、文中に挿入される言葉遊びと他作品へのオマージュ、猥雑さと清浄さが入り混じりながら崩壊へ向かう文体のバランスとストーリーの符合など、何をどうやったらこんなものが書けるんだ!という驚きの連続。
- 創造の狂気 ウォルト・ディズニー (ニール・ガブラー)
- 新しい太陽のウールス (ジーン・ウルフ)
- エッグ氏、ビーン氏、クランペット氏 (P.G.ウッドハウス)
- イリアム/オリュンポス (ダン・シモンズ)
- やっと読んだのかよ!と言われても仕方ないけどやっと読んだのです。もとのギリシア神話の方を大分忘れてるが、今は分らない単語はちょちょいと検索すれば判るのがありがたい。読み始めると止まらない。もう2部作続くっぽいですが、ちゃんと出るだろうか?
*1:ただし既にプレミアだったので図書館で借りた