情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明


漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

「井上雄彦 最後のマンガ展」を見て来た。




 




 まず、以下にはネタバレは無いです。絶対書かない。既に見た人には解るだろうけど、その意味を書いてはいけないし、内容に関する質問に答えもしない。



 しかし、仮に文字で書いたとして、口で喋ったとして、あれを伝えることは不可能に近い、というか無理。
 本当に、会場に足を運んで「読んで歩く」という体験をしないと感想を共有するのも難しいでしょう。


 これから行くかどうしようか迷ってる方へ。
 行け。迷うな。


 行こうと決めた方へ。
 前売り券を入手して、その時間の予定はなんとしても空けてください。


 前売り券や入場方法に関しては以下をご参考ください。

 あと、こちらの記事を読まれる事をオススメします。女優・ダンサーさんなんですが、この展覧会の準備を(食事方面で)お手伝いされたということで、読んでてぐっと来ました。

初日初回はこんな感じ


 さて、自分が行ったのは5/24(土)初日の初回。実際にどうだったかはこんな感じ。
 自分は9:30頃に着いたけど、その時点で前売り入場列、当日券売り場ともに大行列。


 当日券売り場9:30
 当日券売り場の行列もすごく長く、自分が入場した10:20時点で既に12:00回の当日券〜みたいなアナウンスをしていました。(初日効果?)
  



 前売り入場列9:30
 


  



 開場の10:00時点で、地図に書くと前売り券持ってる人の入場待機列が赤、当日券に並んでる人が青って感じになってました。
 自分は黄色い点の位置で、それでも会場に入ったのは10:20くらい。
  



 まとめると、

  • 前売り券の入場待機列と当日券の待機列は別
    • 普段の展覧会で入り口・チケット売り場になっている方が当日券売り場なので、前売り持ってる場合には注意(最後尾看板持ったスタッフさんがいるけどね)
  • 入場順は「前売りチケット持ってて会場前に並んだ人」→開場と共に当日券発売→「前売り・当日券併せて入場待機列に並んだ順」みたいなので、入場開始指定時間よりも前に行ったほうが良い。
    • それでも待つ。でも中の人数増やすよりその方が良いと言うのは正しい判断だと思う。
    • ただし、12:00入場開始とかがどうなってたかは不明。

 入場ペースを抑えてるからか、会場内では比較的ゆっくり見ることが可能でした。



 会場内では、写真・ビデオ撮影・飲食・筆記具(鉛筆以外)の使用が禁止となっていました。当然ですね。
 また、会場内では順路に沿っての移動が基本で、「階段を逆行するのは禁止」と言われました(同平面内での移動はOKということ)




 自分は結構行きつ戻りつしながら(後ろに下がってみたり、視点移動をなぞってみたり、もの凄く近寄ってしゃがみこんだり)見たつもりだけど、それで正味1時間弱だったかな。多分かなり速い方。
 実際、入る時間に制限はあっても、出るのに制限は無いんで、人によっては2時間以上かかるかもしれない。





 図録というか画集「いのうえの-三日月編-」は、限定版*1が7000部・\3000、通常版が\2800となってました。
 装丁以外はすべて同じとの事なので、(既にヤフオクにも限定版並んでるけど)あんまり無茶な金額出すこた無いと思いますよ。



  



 以下は蛇足。










 最後、ネタバレにならずに書ける範囲で、行くときに覚えておいてほしいのは以下3点。



  • 入り口最初の白暖簾よりも前に一番小さな絵があるので見逃さないように(その絵は外からも見えるが、常設のものでは無い)
  • 白と黒の床の部屋*2は、白いところにも入れます*3。迷わず近寄ってそれを良く見てほしい。
  • 出口出た後のQRコードの所の直筆メッセージも見逃さないように。


#そして、行った後で公式サイトのFLASHを最初から最後まで見るとまた違った発見がある、かもしれません。


*1:モーニングで「5000部限定 図録0号(仮)」となってたの

*2:とこれ以上は書けません

*3:スタッフさんに確認した。