情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

私家版十大絵本

 こちら http://d.hatena.ne.jp/idiotape/20071020/1192873365 が発端で十大〜を選ぶブームらしいんで乗ってみる。
 小説とか漫画だと、やっぱりな、になっちゃうんで絵本で。どうしても定番が多くなっちゃうけどね。

  1. 100万回生きたねこ(佐野洋子)
    • 100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)
    • 筆頭に挙げるとすればやはりこれ。読んだことが無い人も少なかろうけど。
  2. ぐりとぐら(なかがわりえこおおむらゆりこ)
    • ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)
    • 出てくる食べ物の妙に美味そうなこと。そらいろのたね(ISBN:4834000842)のワクワク感も捨て難いがこちらで。
  3. はらぺこあおむし(エリック=カール)
    • はらぺこあおむし エリック=カール作
    • 色と絵の印象強さではピカ一。これは美味しそうとかとはちょっと違う。
  4. ちいさなうさこちゃん(ディック・ブルーナ)
    • ちいさなうさこちゃん (ブルーナの絵本)
    • いつから「ミッフィー」とかいう腑抜けた名前になったのか忘れましたが、このシリーズは外せません。
  5. 11ぴきのねこ(馬場のぼる)
    • 11ぴきのねこ
    • このシリーズの猫達は本当に憎めない。同作者のしりとり絵本「ぶたたぬききつねねこ」(ISBN:4772100601)もお気に入り。
  6. 三びきのやぎのがらがらどん(マーシャ・ブラウン)
    • 三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)
    • 北欧の昔話を基に擬音も楽しく。大・中・小の話といえば「3びきのくま」(ISBN:4834000060)もありますね。
  7. いたずらきかんしゃちゅうちゅう(バージニア・リー・バートン)
    • いたずらきかんしゃちゅうちゅう (世界傑作絵本シリーズ)
    • なんで男の子は機関車や電車があんなに好きなんでしょうか。デフォルメされた絵、そして2色なのに不思議な楽しさと不気味さを併せ持っています。
  8. おおきなかぶ(A・トルストイ)
    • おおきなかぶ
    • 動物たちがどんどんくっついていくところで、子供と一緒に「〜も一緒にうんとこしょ、どっこいしょ」とやりましたね。
  9. おばけのバーバパパ(アネット・チゾン、タラス・テイラー)
    • おばけのバーバパパ
    • 日本の「お化け」「妖怪」「幽霊」の概念にまったく当てはまらない不定形生物の愉快なシリーズ。バーバモジャだけ異端だよな、とか思ってました。
  10. 旅の絵本(安野光雅)
    • 旅の絵本2(改訂版) (安野光雅の絵本)
    • 子供は風景と主人公を追いかけながら、大人は隠された物語を探しながら。これこそ大人も子供も楽しめる絵本シリーズでしょう。




#っても、これは所詮大人が選んだのなんですよね。現在のうちの親戚の子(三歳男児)のお気に入りはパノラマワイド 新幹線 (乗りものパノラマシリーズ)はたらく くるま (こども図鑑110の王(6))みたいのです。乗り物は強いですわ、やっぱり。