謎も多いのでちょっと覚書程度に整理しておこうかと。
四コマ漫画ってありますよね。最近のあれには総タイトルとサブタイトルってあるじゃないですか。
例えば、「あずまんが大王」とか「サナギさん」が総タイトルで、各四コマについてるのがサブタイトル。
用語の定義
赤い所に描かれてるのが総タイトル、水色がサブタイトル。
尤も、四コマ枠で描かれてたとしても回によって自由なコマ割になるものもある。
それと、昔はサブタイトルが付かないのが一般的だったはずが何時から付くようになったのか。
大人漫画との分化が始まったのが70年代後半か?
普通の漫画で連載回数をどの作品も表示する様になったのとの時代関連はあるんだろうか。
いや、逆にあっちは回数を表記してる例が多いってことは少年漫画との相互侵食が始まった頃か。
閑話休題、これを踏まえて、こんな感じにタイトルが書かれてるという具体例を下記に。
1ページのみの場合
総合週刊誌とかにあるのがこういうの。昔はこれが雑誌での標準形式だった?(古い例だけど、1960年の週刊漫画TIMESから「メダマちゃん」境田昭造
)
サブタイトルはあったり無かったり。回数もあったり無かったり。ある方が多いかも。コマ割が崩れることはまず無いが、四コマ完結か八コマ完結かが変化したりする。
複数ページの場合
ここが問題。そもそもとして、複数ページの四コマ漫画、というのが何時発生したのかも不明。
まんがタイムの創刊が1981年なので、それ以前だとは思うけど。
1ページ目に関しては現在この3形式が主だと思うんだけど、出版社によっても雑誌によっても作者によっても作品によっても統一されていないっぽい。
漫画家がその時の話によって決めるのか、1番目は無く、大ゴマの上下しか変わらない、という雑誌もあるのか?
奇数ページか偶数ページかでも変わったりする?
内訳や頻度、本寸法としては、などを四コマに詳しい方のお話を伺ってみたい。
その他
現在はボーダーが崩れきってるので、中や下の二コマつなげて見たり、縦1つにぶち抜いてみたりも相当数あるし、連載の中で1話普通のコマ割で、ってのもある。
ただ、コマ形・読み数の変化はいしいひさいちの古いの*1にもあったけど、それは珍しい例だったはず。
特殊な例として、福満しげゆきの「うちの妻ってどうでしょう?」(漫画アクション)では、カット部分もコマになってるし、サブタイトルは最後に書いているし、コマ数も自在。もうこのコマ割の意味無いんじゃ。
試し読みが可能。>見つかりません | WEBコミックアクション
大人漫画からのショートコメディ、少年漫画からのギャグ、新聞漫画も含むファミリー系四コマという流れからの展開を考えることで現在の何かに繋がっているんだと思うけど、まだよく分からない。
話が纏まってもいないがとりあえずここまで。
#四コマ雑誌って全然読んでないんで、本当にこれで正しいのか不明。間違いがあったらご指摘ください。
*1:例えばプレイガイドジャーナル版のバイトくんにあるから70年代中盤から