先日の記事↓にid:crimsonstarroadさんからトラックバックを頂きました。
シリーズものは、そのシリーズ全体に言及する場合は第1巻か言及時点での最新刊である可能性が高い(と思う)ので、途中の本の言及は発売直後から次の巻が出るまでの間に集中するのが当然ではないかという疑いが思いつく。
シリーズすべて合計した形で言及数を出すとまた違った結果が得られるかもしれない。シリーズものは第1巻を参照することにしたほうがロングセラーかどうかわかりやすいかもしれない。
はてなダイアリーの言及にみるロングセラーの形 - Obra de Sobra よしなしごと
なるほど。じゃあグラフ作ってみましょうか。
1〜9巻まで、グラフX軸のの0日は「涼宮ハルヒの憂鬱」の発売日、2003年6月10日です。
番号は各巻↓に対応、ってもグラフ見れば一目瞭然かな。
グラフが大きくなりすぎたのはご勘弁の程。
- 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)
- 涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)
- 涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)
- 涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)
- 涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)
- 涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)
- 涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)
- 涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)
- 涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)
言及数
巻を重ねるごとに発売直後の言及の山が大きくなっていってますね。
最新刊である「分裂」は発売日前後に50以上の言及数。
また、アニメ放映開始後に既刊が多く言及されているのが分かると思います。
はっきりと発売日の山が確認できるのは「消失」からですかね。
累計言及数
こうしてみると、確かに「憂鬱」は特に多く言及されてはいますが、「陰謀」以前の各巻がほぼ同じような曲線を描いているのが分かります。
アニメの放映開始が1030日付近、そこで既刊が一気に動き、またアニメ放映中に発売された「憤慨」が1050日から立ち上がっています。
しかし、最新刊の「分裂」は「消失」以外の巻を*1既に累計言及数で追い抜いています。
これはアフェリエイトの浸透によりISBN言及自体が底上げされているという影響などがあるのかもしれません。
しかし、「憂鬱」以外は現在までに同じくらいの累計言及になってるということは、もう伸びしろがあまり残ってないということなのか?
参考までに生データを張っておきます。
各データはカンマ区切り。numが言及数、sumが累計です。
表計算ソフトなどに貼り付けてご利用ください。
大きすぎて無理っぽい。ので、この2記事に分けて張りました。
どうぞご利用ください。
#多分、シリーズを重ねて行った場合、各巻の言及数の山が安定する(前の巻とほぼ同じ形に出る)、ピークが高く細くなってく、なだらかになる、とかいう風にに分かれるのかなあ、と思ってますが・・・。
*1:2007/07/30現在