はてなダイアリーISBN・ASIN言及数をグラフ化することで見えるロングセラーの形・ベストセラーの形

※2007/08/03 追記：続編記事があります。シリーズもののグラフ化。＞「涼宮ハルヒ」の場合はこんな感じ。、さよなら絶望先生の場合と、どうぶつの森とドラクエの比較はこんな感じ。

　「夕凪の街 桜の国」公開記念企画(?)。
　ベストセラー、ロングセラーの売れ方というか、そういう話。

　「夕凪の街 桜の国」は現在累計25万部*1。はてなダイアリーでは、「含む日記」が854件*2になっています。
　これは、実はかなり多い、というか、単巻の漫画としては驚異的に多い数値なんですわ。

　で、http://d.hatena.ne.jp/asindiary/4575297445の様なページで、ISBN記法、ASIN記法で書かれたその書籍の言及頻度、言及数を知ることが出来るんですが、これをグラフ化してみるとなかなか興味深いという話。

　今回は、分かりやすいのと特異な感じの言及をされてるのを探して、「言及数」と「累計言及数」の2種類のグラフを作ってみました。
　赤い方が日毎の言及数、青い方が発売日からの累計言及数になっています。(発売日=x軸の0日)

　累計の方は縦・横軸サイズを無理矢理合わせてあるんで、ちょっと見辛いかも・・・。(はてなフォトライフ使用。・・・本来なら原寸が表示されると思うんだけどなんかおかしいな)
　このグラフ見づらい、とか、修正版を、と言う場合はコメントください。どうにかしてみます。

　ただ、これははてなダイアラーによる、しかもISBN記法を使う人による言及なので、かなり偏って居る、ということはご承知ください。
　(実際、同じidが複数回言及してる場合は多々あり、それを無視した加算なので、「言及した人の数」とは違いますし、ISBNページで表示される総計はプライベートモードの数も含まれてるようです)

• 夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

　これは、一気に沢山言及されることはなく、少しづつ少しづつ積み重ねられてます。*3 *4
　映画化で一時的に増えるかも知れませんね。

　ショートセラーというか、発売日直後に買った人が多く言及する漫画の例として以下3つ。
　実際の部数はかなり違う筈ですが、はてなでの言及、グラフは似た感じになってます。

• ONE PIECE 44 (ジャンプ・コミックス)

　

• シグルイ 8 (チャンピオンREDコミックス)

　

• さよなら絶望先生(8) (講談社コミックス)

　

　特殊な言及のされ方としては、この「涼宮ハルヒの憂鬱」は、アニメの影響が顕著に出た例。
　元々ロングセラーな感じなのが、アニメ効果で(?)大爆発。
　

• 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

　漫画以外のベストセラーの例として以下の2つ。
　ハリー・ポッターの方は初期販売数が多いタイプ。東京タワーの方はドラマ・映画などの影響もありロングセラータイプ。

• ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

• 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

　今回は思いついた漫画と書籍をやってみましたが、ゲーム*5や音楽*6、映画*7など色々と面白い感じです。

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#Ajaxってんですか、そういうのが出来る人ならズバっとグラフ化できるツール作れるもんなんですかね。時間かかりすぎた。

*1:本屋で配ってた映画鑑賞割引券より

*2:2007/07/28 23:15での数値

*3:8/6が特異言及日

*4:自分の感想は初期と時に変わってません。家の近所の医者には既に置きました＞夕凪の街　桜の国 (こうの史代) (ISBN:4575297445)で、多くの方がISBNやキーワードリンクで来てるので流石にあの一行感想はどうかと思い追加用の文章を書き上げてみたらこんなことになってしまって公開しようかどうか迷ったけどまあいいや、こんな感じで。

*5:「どうぶつの森」、「ドラゴンクエスト8」、「ファイナルファンタジー12」の言及数をざっと比較してみても差は明らか、というかこんなふうに差が出るのか、とびっくり

*6:ハロプロ系やジャニーズの限定版と通常版の差異や、洋楽の定番商品の言及のされ方など

*7:DVDなどは、地上波放送日との密接な関係と、DVD化されてしまうとキーワードとの乖離が、とか